JUJU:海外を選択する“ウーマン”たちにエール NY滞在経験も語る

日本テレビ提供
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 海外移住を決めた女性たちを追うドキュメントバラエティー「ウーマン・オン・ザ・プラネット」(日本テレビ系・毎週土曜午後11時半放送)で主題歌「Dreamer」を担当する歌手のJUJUさんが23日放送の同番組にゲスト出演する。ニューヨークに10年以上滞在した経験を持つJUJUさんは自身の経験を交えながら「好きな“土地”でやりたいことがあるのは、人を好きになることと同じで、めったに出会えないものだと思う」と海外で生きることを選択した“ウーマン”にエールを送っている。

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 「ウーマン・オン・ザ・プラネット」は、失恋やキャリアアップなどそれぞれの理由で海を渡り、海外で“住む”ことを選んだ女性たちを密着しながら応援するドキュメントバラエティー。司会はお笑い芸人の有吉弘行さんと「森三中」の大島美幸さん、モデルで女優の山本美月さんが務めている。23日の放送回ではJUJUさんが27日発売の「Dreamer」を生披露。JUJUさんは「Dreamer」について「大人の毎日は挑戦ばかり。ちょっとつまずいて『あーどうしよう』というときに聴いて、少しでも頑張ろうと前向きになって、もう一踏ん張りしてもらえたらうれしい」と話している。

 高校生のときに、ニューヨークの複数のエリアで、マイケル・ジャクソン、ジョージ・マイケル、マドンナらが大規模なクリスマスライブをやっている様子をテレビで見て「こんなにすごいミュージシャンを一つの番組に集め、同じ日に一つの街でライブをやってしまうなんて……」と衝撃を受けたJUJUさんは「ここに行きさえすれば何でもかなうんじゃないか」という思いを強くし、渡米。10年以上をニューヨークで過ごした。

 「いられるだけいてやろうと思っていて、いつ帰ってきたいとかは考えていなかった」というJUJUさんのニューヨークの印象は「とにかく自由」ということ。「普段何やっているか分からない人が、そこら中にいるんです。そういう人をとがめる人もいないし。ああ、自由なところだな」と実感した。最初の3~4年はもっぱらクラブに通っていたというJUJUさんはそのうち友人の洋服店の手伝いをすることに。JUJUさんは「(洋服店は)クラブでの友達たちが来るようなお店だったので、クラブでしか会わなかった友達と昼間に会って、お酒抜きで音楽の話を真剣にするようになったんです。そこから物事が動き始め、今の自分につながっています」と当時を振り返った。

 「(観客が厳しい)ニューヨークでのライブ経験があったから、失敗した時に打たれ強くなった」というJUJUさん。「自分は自分らしくいればいい、その半面、どういうことになったとしても最後に自分で責任を取らなければいけないし、自分のことは自分でやらなければならないということを教えてくれたのがニューヨーク。このことを分かっていなかったら、私の音楽活動もどこかで破綻していたんじゃないかなと思います」と力を込める。

 JUJUさんは、海外に飛び出したいけれど、踏ん切りがつかない女性たちに向けて「とにかく出てみること!」と力強いメッセージを送る。「いきなり3年とか行かなくても、最初は様子見をしてみて、やはり好きだなと確認できたら長く行けばいいと思うんです。そしてその街を気に入ったならば、何年かかってでも、そこに行くためにまい進していってほしい」とエールを送っている。(毎日新聞デジタル)

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