佐野元春:21年ぶりドラマ主題歌 連続ドラマW「配達されたい私たち」

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 シンガー・ソングライターの佐野元春さんの新曲「虹をつかむ人」が、WOWOWの連続ドラマW「配達されたい私たち」の主題歌に決定したことが18日、明らかになった。佐野さんが連続ドラマの主題歌を担当するのは、92年放送の「二十歳の約束」(フジテレビ系)の「約束の橋」以来、21年ぶりとなる。

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 「虹をつかむ人」は、13日に発売された15作目のオリジナルアルバム「ZOOEY(ゾーイー)」の収録曲。歌詞は、日々に追われ現実にあらがいながらも、人生を歩んでいく人々に向けて、その先にある「虹をつかむまであともう少し」と励ますようにリフレインするのが特徴で、同曲で佐野さんが投げかけているメッセージと、少しずつ心を取り戻していく主人公を通じて描かれるドラマのテーマが深く重なり合うことから採用が決まった。

 ドラマは、ヒット映画「私をスキーに連れてって」(87年)や「僕らはみんな生きている」(93年)の脚本家、一色伸幸さんが、自身のうつ病克服経験をもとに描いた出会いと別れ、再生をテーマにしたヒューマンコメディー。うつ病になった主人公が、自殺するため訪れた映画館の廃虚で7年前に捨てられた7通の手紙を拾い、“人生のカウントダウン”としてその手紙を配達する。その向かう先々でさまざまな出来事に巻き込まれていく……という内容。主人公・澤野始を塚本高史さん、始の妻・正美を長谷川京子さん、始が最初に手紙を手渡した理髪店を営む岡江有を栗山千明さんが演じる。5月12日から毎週日曜午後10時にWOWOWプライムで放送。全5回で初回は無料放送。(毎日新聞デジタル)

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