夏菜:朝ドラ後は刑事役に初挑戦 「ガラッと違うキャラクター」で内田有紀とタッグ

4月スタートの刑事ドラマ「ダブルス」に出演する(左から)伊藤英明さん、夏菜さん、内田有紀さん、坂口憲二さん
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4月スタートの刑事ドラマ「ダブルス」に出演する(左から)伊藤英明さん、夏菜さん、内田有紀さん、坂口憲二さん

 3月末に最終回を迎えるNHK連続テレビ小説「純と愛」で主演を務める女優の夏菜さんが、伊藤英明さんと坂口憲二さんがダブル主演する4月スタートの刑事ドラマ「ダブルス」(テレビ朝日系)に出演し、刑事役に初挑戦することが19日、明らかになった。夏菜さんが連続ドラマに出演するのは、「純と愛」の主演後初めてで、若手女性刑事・宮田亜紀として、内田有紀さんが演じる中堅刑事・日下涼子とタッグを組むことになった。

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 「純と愛」から一転、初の刑事役に挑む夏菜さんは「私は『朝ドラ』が終わったばかりですが、このドラマでは、メガネもかけて、ガラッと違うキャラクターを演じたいと思います。私、形から入るタイプなので、とりあえず、まゆ毛を下げてみました。また、内気な役柄なので、少しだけボソボソしゃべろうかな、とも考えています」と意気込んでいる。

 「ダブルス」は、伊藤さんと坂口さんが凶悪犯罪と闘う“最強刑事コンビ”としてダブル主演する刑事ドラマ。警視庁管内からえり抜きのメンバーを集めて新宿中央署に新設された刑事課特殊班(通称0係)に山下刑事(伊藤さん)と田代刑事(坂口さん)が赴任するところから物語は始まり、激しいアクションや情熱がぶつかり合う人間ドラマが描かれる。夏菜さん演じる宮田亜紀は、0係の若手女性刑事で、山下と田代の型破りな捜査方法に驚かされ、反発を感じるが、やがて彼らの正義感に触れ、次第に憧れを抱くようになる……という役どころ。

 夏菜さんは、伊藤さんと坂口さんのイメージを「男らしくて熱い、男の中の男」と話し、「伊藤さんとは6年前に共演させていただきましたが、顔合わせのときに『ごぶさたしています』とあいさつしたところ『会ったことあったっけ』と言われてしまいました」と苦笑い。「今回は印象に残してもらえるように頑張ります! 坂口さんは、いつも小さいころからテレビで見ていました(笑い)。ご一緒の撮影が本当に楽しみです」と共演を喜んでいる。

 また、伊藤さんは夏菜さんの印象を「かつての“内田有紀”をほうふつとさせるボーイッシュな髪形ですてきですね。『朝ドラ』も終えられて、今一番輝いている女優さん。今回の共演をうれしく思っています」とコメント。内田さんについては「僕ら世代にとってのスーパーアイドル。雑誌でよく拝見して、『いいなぁ……』と思っていたので、共演を楽しみにしています」と期待している。

 このほか、0係のベテラン刑事・矢島謙吾を近藤芳正さん、0係を目の敵にする刑事課1係の坂田三枝子係長を室井滋さん、刑事課長・須藤洋介を杉本哲太さん、0係の笹井昇係長を平泉成さん、新宿中央警察署長の前川誠一を橋爪功さんが演じることも発表された。さらに、モデルでミュージシャンのシシド・カフカさんの「キケンなふたり」がオープニングテーマ、4人組ヒップホップグループ「ケツメイシ」の「月と太陽」がエンディングテーマに決定した。「ダブルス」は4月18日から毎週木曜午後9時から放送予定。(毎日新聞デジタル)

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