福山雅治&柴咲コウ:ユニット「KOH+」5年ぶり復活 「ガリレオ」主題歌で再タッグ

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 歌手で俳優の福山雅治さんと女優の柴咲コウさんのユニット「KOH+」が約5年ぶりに復活することが9日、明らかになった。08年公開の映画「容疑者Xの献身」の主題歌以来の再始動で、福山さん主演で15日にスタートする月9ドラマ「ガリレオ」(フジテレビ系)の主題歌「恋の魔力」を担当する。発売日は未定。

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 KOH+は、07年に放送されたドラマ「ガリレオ」の主題歌「KISSして」を歌うために誕生したプロジェクトで、福山さんはプロデューサーとして手腕を振るい、柴咲さんがボーカルを担当した。今作も、福山さんが作詞・作曲・ギター・トータルプロデュースを行い、柴咲さんがボーカルを務める。

 レコーディングについて福山さんは「5年前からあった繊細な表現力のなかに力強さが加わり、今回の歌はほとんど1テイク目でOKだったんです」と振り返り、「その集中力と瞬発力が『恋の魔力』には収録されていますので、お楽しみに!」とアピールした。一方、柴咲さんは「福山さんはプロデューサーさんだなって改めて思いました。指示が的確。技術的に細かいところも指示してくれますが、基本的に肯定してくれるので安心感がありました」と振り返った。

 今回の新作「ガリレオ」は、韓国、台湾、香港をはじめ、北米、欧州などおよそ70カ国以上で放送されることも決定しており、主題歌「恋の魔力」も韓国語と中国語でレコーディングし使用されることになった。韓国語バージョンは「HARA+(ハラプラス)」として、韓国の5人組女性グループ「KARA」のハラさんが担当し、中国語バージョンは「A−Lin+(アリンプラス)」として、台湾で人気の実力派シンガーのA−Linさんが担当する。福山さんが海外アーティストとコラボするのは初。

 ハラさんは、「今回、韓国語バージョンを歌うことになり、とても光栄に思っております。日本でもとても有名なドラマだと聞いておりますし、何より福山さんとお仕事させていただけるなんて、思ってもみませんでした」と喜びのコメント。A−Linさんも、「とてもうれしいとともに光栄に感じています」と喜んでいる。

 ドラマは、東野圭吾さんのミステリー小説「ガリレオ」シリーズが原作で、変人ガリレオと呼ばれる天才物理学者の湯川学(福山さん)と、湯川の相棒だった刑事・内海薫(柴咲さん)から任務を引き継ついだ新人刑事・岸谷美砂(吉高由里子さん)がタッグを組み、次々に起こる怪事件に挑む。07年に福山さん主演で放送され、平均視聴率21.9%を記録したヒット作の続編で、すでに撮影が終了しているシリーズ最新作の映画「真夏の方程式」と連動する。15日スタートで、毎週月曜午後9時~放送。初回は30分拡大版。(毎日新聞デジタル)

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