上川隆也:7カ月ぶり「遺留捜査」に意気込み 小田和正出演も熱望

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 俳優の上川隆也さんが10日、東京・六本木の朝日神社で行われた主演刑事ドラマ「遺留捜査」(テレビ朝日系)の制作発表会見に斉藤由貴さんとともに登場。主人公の糸村聡刑事を演じる上川さんは、前作から約7カ月ぶりにスタートするシリーズ第3弾に、「中休みをいただいて、また(撮影を)再開させていただいたような実感がある。第2シリーズまで積み重ねてきたことを大事にしながら、西村雅彦さんら新たな共演者を迎えることで、またひと味違った『遺留捜査』を作り上げていきたい」と意気込んだ。

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 この日の会見は、上川さん演じる糸村刑事が愛用する自転車の安全祈願とドラマのヒット祈願を兼ねた異例のスタイルで、糸村の上司の刑事課課長・水沢響子役の斉藤さんも出席。自転車を押して登場した上川さんは、興味がある乗り物を聞かれると、「(お笑いコンビ)『ナインティナイン』の岡村隆史さんが一級船舶免許を取られたという話をうかがって、僕も船舶や夢だった飛行機免許にも手を出せたらとひそかに思っています」と明かし、斉藤さんが「飛行機の免許を取ったら、乗せてください」とお願い。上川さんは「はい。命が惜しくないなら」とすかさず答えて笑わせていた。

 また、今作の主題歌にシンガー・ソングライターの小田和正さんが歌う「やさしい風が吹いたら」が使用されており、上川さんは「『遺留捜査』のすべてが包括されているような、ストーリー性のある曲で、かなり胸に迫りました」と大絶賛。「この勢いに乗って、ぜひ小田さんにもご出演願えたらと思います。どんな形でも出ていただければ、もう言うことはないです!」と熱望した。

 「遺留捜査」は、警視庁刑事部の捜査1課に科学捜査係として参加している風変わりな刑事・糸村(上川さん)が、独自の視点と執着心で現場に残された遺留品から事件の真相と、被害者の思いを明らかにしていく1話完結型の連続ドラマ。11年4月クールに水曜午後9時枠で放送され、昨年7月クールに木曜午後9時枠で第2シリーズを放送。所轄の月島中央署に左遷された糸村刑事の活躍を描き、人気を集めた。

 第3シリーズとなる今作は、前作と同じ月島中央署が舞台で、斉藤さん、八嶋智人さん、三宅裕司さん、岡田義徳さんといったおなじみの面々はそのままに、皆に煙たがられる糸村の理解者面をしているが、裏の顔を持つくせ者で、チームワークをかきみだしていく警部補・森田宗介役で西村さんが新たに加入。第1シリーズで糸村の部下だった波岡一喜さん演じる横山恵一も月島中央署に異動してくる。

 連続ドラマ「遺留捜査」は17日から毎週水曜午後9時~同54分に放送予定。(毎日新聞デジタル)

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