俳優の伊藤英明さんと坂口憲二さんがダブル主演する連続ドラマ「ダブルス～二人の刑事」（テレビ朝日系）が18日、スタートする。伊藤さんと坂口さんの共演は02年に放送されたドラマ「天体観測」（フジテレビ系）以来10年ぶりで、今作では新宿を舞台に凶悪犯罪と闘う“最強刑事コンビ”を演じる。

あなたにオススメ

「豊臣兄弟！」では池松壮亮が！　大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る

　「ダブルス」は、NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」の尾崎将也さんが脚本を担当する刑事ドラマ。警視庁管内からえり抜きのメンバーを集めて新宿中央署に新設された刑事課特殊係（通称0係）に赴任した伊藤さん演じる一見細かいことは気にしない能天気な刑事・山下俊介と、坂口さん演じる真面目な熱血漢タイプの刑事・田代啓一。2人は対立しながらも、最後には協力して難事件に挑み、激しいアクションや熱いメンタルがぶつかり合う人間ドラマが展開される。

　同じく0係の女性刑事役で夏菜さんと内田有紀さんが登場するほか、近藤芳正さん、室井滋さん、杉本哲太さん、平泉成さん、橋爪功さんらも出演する。

　第1話は、山下（伊藤さん）と田代（坂口さん）が新宿中央署に赴任するところから始まる。2人が最初に扱うことになったのは連続爆弾事件。捜査会議に出席した彼らは、すでに管内で空き家や倉庫など3カ所が爆破されていること、事件は3日おきに発生していることなどを知らされる。そして、ふとしたことから、爆破事件が雑誌のラーメン店のランキングと関係があると気づいた2人は、上位の店がある街に爆弾魔に狙われている廃工場を見つける……というストーリー。

　オープニングテーマ曲にはシシド・カフカさんの「キケンなふたり」、エンディングテーマ曲は4人組ヒップホップグループ「ケツメイシ」の「月と太陽」が起用されている。テレビ朝日系で18日から毎週木曜午後9時に放送。初回は15分拡大版。（毎日新聞デジタル）