後藤久美子:21年ぶりのマドンナ役で登場 “寅さん”モチーフの新CM

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 女優の後藤久美子さんが21年ぶりに“マドンナ役”でCMに出演することが9日、明らかになった。出演するのは米俳優のリチャード・ギアさんが映画「男はつらいよ」の寅さんこと車寅次郎をモデルにした“TORA”役で登場する炭酸飲料「オランジーナ」(サントリー食品インターナショナル)の新CMで、14日から全国で放送される。

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 「男はつらいよ」は、1969年から26年間で48作品が公開された人気映画シリーズで、日本各地を舞台に、寅さんがそこで出会ったマドンナとの恋愛模様を繰り広げながら展開する人情劇。山田洋次さんが原作、脚本、監督を手掛け、渥美清さんが主演を務めた。後藤さんは、同シリーズの42~45作目(89~92年)でマドンナ役で登場。新CMで21年ぶりのマドンナ役を演じることになった後藤さんは、「もう一度、寅さんの世界に戻れるとは夢にも思っていなかったので、とても不思議な感覚でしたね」と撮影を振り返った。

 新CMは「別れのとき」編と「告白のとき」編の2種。後藤さんは「別れのとき」編では、親友の少年GENとの別れを決意したTORAに旅立ちを思いとどまらせる小学校の先生として登場。「告白のとき」編では、TORAが先生(後藤さん)に告白をしようと待ち伏せをしていたものの、準備のために預けた花束をGENから先生に渡されてしまい……という内容が描かれている。(毎日新聞デジタル)

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