有森也実:「どうして独身?」脚本家からの“直球”にドッキリ

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 女優の有森也実さんが10日、東京都内で開かれた塚本高史さん主演のWOWOW連続ドラマW「配達されたい私たち」の試写会に登場。脚本家の一色伸幸さんから「独身なんですか? そんなにすてきなのにどうして?」と聞かれた有森さんは「タイミング的に合わなかったり、自ら選択したりして、今この状態」と笑顔で答え、「結婚という形式にとらわれないで、パートナーと一緒にいられればいいのでないかと。母とか親とかではなく、人と人とで関わっていければということに落ち着いた」と結婚観を語った。

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 試写会は放送日の12日「母の日」にちなんで、ドラマの主人公・始につきまとう栗山千明さん演じる有の母役を務めた有森也実さんが一色さん、古厩智之監督と共に登場。招待された15組30人を前にトークショーも繰り広げられ、ドラマやプライベートについて直球の質問も飛びだした。

 ドラマは、映画「私をスキーに連れてって」(87年)や「僕らはみんな生きている」(93年)を手がけた一色さんが自身のうつ病克服体験を基に描いた出会いと別れ、再生をテーマにしたヒューマンコメディー。有森さんは幼い有と夫を残して駆け落ちし、7年前に病死した母・ミソノ役を演じた。

 ドラマについて古厩監督は「欲望がなくなって、いろいろ否定したくなっちゃうやつを主役に、喜劇を作ることに挑戦しました。頑張りました」といい、一色さんは「見る抗うつ剤にできればと思って作りました。見てほしいのは最後の10分。すごく気持ちいいラストシーンに向かうんで、そこをぜひ見ていただきたい」と熱烈にPRした。番組は12日から毎週日曜午後10時にWOWOWプライムで全5回放送され、初回は無料放送。(毎日新聞デジタル)

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