俳優の大泉洋さんのエッセー「大泉エッセイ ~僕が綴った16年」(メディアファクトリー)の累計発行数が15万部を突破したことが21日、明らかになった。本書は4月19日の発売から10日で7万部を出荷。その後も売れ続け、わずか1カ月で累計発行部数は15万部に到達した。水道橋博士さんの「藝人春秋」(文藝春秋、累計8万部)や小倉優子さんの「小倉優子の幸せ・ごはん」(講談社、累計11万部)といった他の人気タレント本を早くも上回り、現在も順調に増刷を重ねている。
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大泉さんは15万部突破の知らせを受け「喜ぶと同時に大変驚いております。共にこの本を作ってくれた編集者ですら、さすがに15万部は売れないと思います、と言ってましたから(笑い)」とコメント。また「これは奇跡です。本当に感謝であります。そして皆さんからいただいたたくさんの本の感想に日々感動しっぱなしです。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を口にし、さらには「次は20万部の奇跡を目指して頑張ります」と意気込んでいる。
「大泉エッセイ」は、北海道じゃらん(リクルート北海道)など雑誌3誌で97~05年に連載されたエッセーをまとめた書籍。大泉さんが人気番組「水曜どうでしょう」(北海道テレビ)の裏話や自身が所属する演劇ユニット「TEAM NACS」、家族などについてつづっている。「タッチ」などで知られる人気マンガ家・あだち充さんが初めて表紙の装画を手がけたことも、話題を呼んだ。全352ページで価格は1365円。(毎日新聞デジタル)
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