五十嵐圭選手:ファイナル間近のNBAプレーオフを語る 「見たいのはヒート対スパーズ」

NBAプレーオフの見どころを語った五十嵐圭選手
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NBAプレーオフの見どころを語った五十嵐圭選手

 日本バスケットボールリーグ(JBL)三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ所属の五十嵐圭選手が23日、WOWOWで生中継された米プロバスケットボール「NBA」のプレーオフ、イースタンカンファレンス決勝の「インディアナ・ペーサーズ対マイアミ・ヒート」第1戦にゲスト出演した。放送後、取材に応じた五十嵐選手に、これまでのプレーオフの戦いやファイナルの予想カードなどについて、話を聞いた。(毎日新聞デジタル)

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 NBAプレーオフは、レギュラーシーズンを勝ち抜いたイースタン、ウエスタンの各8チームが7戦4勝制のトーナメント方式で戦う。今年は4月21日に開幕し、各チームが6月のファイナルに向けて、熱戦を繰り広げている。現在、カンファレンス決勝が行われ、イースタンカンファレンスはヒート対ペーサーズ、ウエスタンカンファレンスはメンフィス・グリズリーズ対サンアントニオ・スパーズとなっている。

 プレーオフのこれまでの戦いを振り返って、五十嵐選手は「イースタンはリーグ戦(レギュラーシーズン)の上位のチームが順当に勝ち上がってきた。ウエスタンは第1シードの(オクラホマシティー・)サンダーが敗れる波乱があり、スパーズは順当だけど、グリズリーズが勝ち上がってきたことも波乱」と印象を語る。「グリズリーズは(ロサンゼルス・)クリッパーズとサンダーを破って、勝ち上がってきている。その勢いの面白さがある。シーズンと違った勝ち上がりになってきているのが、セミファイナルの面白さ」とカンファレンス決勝の魅力を話す。

 カンファレンス決勝が終わると、いよいよファイナルが行われる。ここにたどり着くのはどのチームかと聞くと、「順当に行けば、ヒート対スパーズ。前回のインタビューで、同カードを挙げたけれど、これが実現したら面白いし、見応えがある。逆にペイサーズとグリズリーズが上がってくると、どちらもダークホース的な存在で、第1、2シードが両カンファレンス出て来ない中でのファイナルも見たことないので、それも面白い」と迷いを見せつつ、「うーん、やっぱり見たいのは、ヒート対スパーズ」と回答。ファイナルへ向けて、「スタープレーヤーに目が行きがちだけど、チームプレーなどを見てもらえると、また違った面白さがある」と観戦のポイントを語った。

 爽やかな笑顔が印象的で、イケメン選手として注目を集める五十嵐選手は、「バスケの魅力を伝えたい」という自身の思いから各メディアなどで登場する機会が多い。最近では、WOWOWのNBA番組への出演が続くが、同局の番組では「バスケがメーンだけど、欧州サッカーとかスポーツ番組をよく見る」といい、「いろんなスポーツをテレビで見ているけれど、今後は実際に会場に行ってみたい。生で見ると違う感じ方ができると思う。バスケット会場にはないことを知って、それをチームに持ち帰ったり、協会の方などと意見交換できれば」と日本のバスケットボール界の盛り上げに、一役買う姿勢を見せていた。

 WOWOWでは、NBAプレーオフのカンファレンス決勝の全試合とファイナルの模様をWOWOWライブで生中継する予定。

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