脚本家の橋田壽賀子さんが3日、東京都内で行われた新作連続ドラマ「なるようになるさ。」(TBS系)の制作発表会見に登場した。出演者が役作りについておのおの思いを語る中、橋田さんは今後明らかになる役の設定など、出演者も「初めて聞いた」という“極秘”の展開を次々と語り始め登壇者を困惑させた。また、引きこもりの東大生役を演じる「関ジャニ∞」の安田章大さんがコメントしている最中に、「あの子、メガネかけないほうがいいのに」と突然役作りにダメ出しをし、「えっ、衣装合わせでメガネをかけることになりましたよね!?」と安田さんを慌てさせていた。
ウナギノボリ
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出演者も知らない展開をマスコミを前に語る橋田さんに、「渡る世間は鬼ばかり」はじめ数々の作品でタッグを組んでいる泉ピン子さんも「それ、言わないほうがいいんじゃないんですか?」とドギマギした様子。また、役作りを否定され困惑する安田さんに、橋田さんは「親に言われた通りに歩んで、親に作られた役。本当の自分らしさが出てきたときにメガネを取っちゃったらどうですか? その方がいい気がしてきた。コンタクトにしてもいいし、演出家と相談しなさい」と助言し、さらに安田さんを困らせていた。
ドラマは、子どもの独立で生きがいを失った夫婦と、居場所を失った3人の若者の交流と再生をテーマに描かれる。主演の舘ひろしさんが、定年を間近に控えた会社役員・長島大悟を演じ、その妻・綾役を浅野温子さんが演じる。泉さんは綾の姉・邦役、安田さんは綾が自宅にオープンするカフェレストランに住み込みで働く青年・大竹役。そのほか、大竹と一緒に働くレストランスタッフとして志田未来さんと紺野まひるさんも出演する。12日スタートで、初回は午後9時からの2時間スペシャル。第2話以降は毎週金曜午後10時~同10時54分に放送。(毎日新聞デジタル)
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