アイドルグループ「AKB48」を昨年10月に脱退した光宗薫さんが、人気グループ「SMAP」の中居正広さん主演の映画「劇場版 ATARU‐THE FIRST LOVE & THE LAST KILL‐」(木村ひさし監督)に出演することが8日、明らかになった。昨年4月期に放送された連続ドラマ「ATARU」(TBS系)と同じく警視庁鑑識課・機動鑑識係の石川唯役で女優として“復帰”を果たした光宗さんは「1年ぶりの『ATARU』の現場だったので、すごく緊張しました」とコメントしている。
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光宗さんは、昨年8月から体調不良で休養し、AKB48初の東京ドーム公演も欠席。その後、一時復帰したが、映画の舞台あいさつや握手会に姿を現すことなく、同10月にAKB48の活動を辞退することを発表、その後も表舞台に姿を見せておらず、今年1月に放送された「ATARU」のスペシャルドラマにも出演していなかった。
「とにかくたくさん勉強させていただきましたし、自分にとって特別な思いがある」という「ATARU」の現場に戻ってきた光宗さんは、クランクイン初日、スタッフやキャストから「お帰り!」と声をかけられたといい、「撮影現場もキャストやスタッフの方が本当に温かく、すごく私のことを大事にしてくださっていると感じました。そんな良い雰囲気の現場だったから、以前と変わらずに演じることができたと思います」と手応えを感じている。
映画には、AKB48の島崎遥香さんも同じ鑑識係のメンバーとして出演。光宗さんは「(島崎さん演じる)水野流美と一緒に共演するのは今回の劇場版が初めて。2人がどういう掛け合いをするのかというのも今回の見どころの一つなのではないかと思います」とアピール。「『ATARU』の現場もそうなんですけど、お仕事を通して今まで私の知らなかった世界をたくさん見ることができたので、これからも興味を持っている世界をのぞきながら、いろいろな発見ができたらなと思っています」と意欲を見せている。
「ATARU」は、チョコザイと名乗るサヴァン症候群の青年・アタル(中居さん)が、特殊な能力で警察も気づかなかった微細な証拠から事件解決につながる言葉を発し、それをきっかけに刑事・蛯名舞子(栗山千明さん)と舞子の上司・沢俊一(北村一輝さん)が推理し、難事件を解決に導くミステリー。劇場版には、松雪泰子さん、玉森裕太さん、岡田将生さん、堀北真希さんらも出演する。9月14日から全国で公開予定。(毎日新聞デジタル)
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