人気バラエティー番組「水曜どうでしょう」（北海道テレビ）のディレクター・藤村忠寿さんと、「ダウンタウンDX」（読売テレビ）のチーフプロデューサー・西田二郎さんとの共著「てれびバカ ツッパリオヤジVS小悪魔オヤジ」（角川マガジンズ）が30日に発売されることがわかった。人気番組を手がけるテレビマンの“藤やん”と“二郎ちゃん”が番組制作のエピソードを交えながら、独特の処世術や仕事観、目指すミライのテレビの姿を語る注目の一冊だ。

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　同書は、雑誌「関西ウォーカー」の人気連載「てれびバカ一代！」を軸に、新たに収録したインタビューを大幅に加えて再構成。テレビ業界でさまざまな経験を積んだ2人の独特な処世術や仕事観が、番組制作のエピソードを交えながら紹介されていく。「水曜どうでしょう」を見ていない西田さんの素朴な疑問に、藤村さんが「どうでしょう」の“いまさら聞けない話”を語り、「ダウンタウンDX」という人気ゴールデン番組を作り続ける西田さんの秘けつに藤村さんも思わずうなずく……。系列の枠を飛び越え、テレビを愛してやまない“てれびバカ”2人が、既成概念にとらわれずに新しい価値観を生み出す方法論を語り尽くした。

　書籍「てれびバカ ツッパリオヤジVS小悪魔オヤジ」は四六変形判、本文176ページ、口絵4ページ。1260円。（毎日新聞デジタル）