前田敦子:“悲恋の出来”に自信 ジェームス三木も「楽しみ」

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 元AKB48で女優の前田敦子さんが4日、東京・渋谷のNHKで行われた時代劇「あさきゆめみし~八百屋お七異聞」の会見に脚本を手掛けたジェームス三木さんと演出の岡崎栄さんと一緒に出席。時代劇初主演の前田さんについて、この日が初対面というジェームスさんは、「(一緒に)やると聞いた時の周りの反応がすごい。NHKのいろんな人の話を聞いても期待できるということなので安心しているし、楽しみにしている」と期待。前田さんは「初めて恋をして、恋に焦がれて、短い間に大人になっていく。そういうのが描かれて、変わっていくのが見られると思う。最後まで楽しんでいただけたら」と自信をみせた。

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 前田さんの演技について岡崎さんは「芝居中、表情が変わってきた。リテークしたくなるぐらいに。これができるならこういうのもできるんじゃないかと、欲が出てきた」と絶賛。一方前田さんは、「ジェームスさんや岡崎さんなど、すごい方たちに支えられて作品を作れたことが一番の収穫」と敬意を示した。

 ドラマは、「八百屋お七の放火事件」の悲恋の物語を題材にした時代劇。前田さんは我が身を懸けて純愛を貫くヒロインのお七を演じ、お七が恋焦がれる吉三役を池松壮亮さん、母親のお房役を竹下景子さん、父親の喜兵衛役を中村雅俊さん、父親が婿に勧める勘蔵役を平岡祐太さんが演じる。

 “悲恋のヒロイン”に共感できることを聞かれた前田さんは、「何でも『やってはだめ』といわれたら、やっちゃいたくなる。だめだといわれちゃうとどんどん好きになっちゃったり、そういう気持ちはわからなくもないですね」と告白。また、前田さんにどういう男性が似合うか聞かれたジェームスさんは「わたしじゃないよね(笑い)。優しくて理解ある人がいいですよね」と語り、会場の笑いを誘っていた。ドラマは、総合テレビで19日から毎週木曜午後8時~同43分放送。全10回予定。(毎日新聞デジタル)

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