武井壮:ドキュメンタリー番組のナレーション初挑戦 「滑舌が心配」

1 / 6

 タレントの武井壮さんが、27日放送のドキュメンタリー番組「ノンフィクションW 決断の時 上田桃子、自己改造への道」(WOWOW)でナレーターを務めることが17日、明らかになった。武井さんはCMナレーションを務めたことはあるものの、テレビ番組のナレーションは初めて。同日、東京都内で行われた会見で武井さんは「僕たちアスリートやタレントの一番の仕事は人に喜んでもらったり、元気になってもらうことだと思う。そういうきっかけになるナレーションができたら」と話し、「初なので滑舌が心配ですが、クールに舌を活用して、力を込めたナレーションをしたい」と意気込んだ。

あなたにオススメ

 番組は女子プロゴルファーの上田桃子選手を迫ったドキュメンタリーで、米国LPGAツアー挑戦6年目を迎え、逆境に立たされながらも復活に向け奮闘する上田選手の姿を追う。その番組のナレーションを、米国でのゴルフ経験も持ち、上田選手とプライベートでも親交がある武井さんが担当する。

 ツイッターがきっかけで親交を深め、今ではプライベートで食事に行くほどの仲という上田選手について、武井さんは「勝ちまくっているゴルフがすごい好きなんですけど、米国で悩んでいると聞いたら、信じられなくて……」と語り、「彼女は猛烈に負けず嫌いな子なので、その思いがかなう場所までたどりつけるように願ってしゃべりたい。僕はスーパーポジティブなので、その気を込めてスーパーポジティブナレーションを押し込めたい」とナレーションでの“援護射撃”を誓った。

 また上田選手の印象について、「僕は他のスポーツでは何やってもうまくいく方で、スポーツで打ちのめされたことなかったんですけど、ゴルフだけうまくいかなかった最大の強敵だったんです。でも上田選手は賞金王をとったり、単純にアスリートとして強い競技者だなと思って見ていまして、彼女がゴルフで見せる表情とか勝ちに行くときのスタイルがどの局面でも負けたくないという姿勢で。実際お話ししてみると、そういう子。とんでもない負けず嫌い」と明かし、「俺も上田桃子になりたかったという気持ちで見ています。すごく興味がある“生き物”の1人ですね」と百獣の王を目指す武井さんらしいコメントで称賛していた。

 番組は27日午後10時からWOWOWプライムで放送。(毎日新聞デジタル)

写真を見る全 6 枚

テレビ 最新記事

MAiDiGiTV 動画