吉高由里子:豪華共演者の前でも“吉高節”

2014年春スタートのNHK連続テレビ小説「花子とアン」の出演者発表会見に登場した吉高由里子さん
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2014年春スタートのNHK連続テレビ小説「花子とアン」の出演者発表会見に登場した吉高由里子さん

 女優の吉高由里子さんが18日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われた2014年春スタートのNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「花子とアン」の出演者発表会見に出席。仲間由紀恵さん、伊原剛志さんら豪華共演者を前に緊張の様子で、「重厚感がある役者さんたちなので息をするだけで肺がちぎれそう。暗い話ではなく、興奮している様子でございます」とユーモアを交えて心境を明かし、「私は礼儀ができる方ではなく、よい子と呼ばれるわけではないので、最初にごめんなさい。ご迷惑お掛けすると思います」と共演者に前もって謝罪するなど、いつもの“吉高節”で会場の笑いを誘っていた。

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 また吉高さんは、共演者がそろうこの日の会見で、「ようやくことの重大さに気づいた。気を引き締めていきたい」と気合が入った様子。朝ドラヒロインという大役に向け、「ぶつかりあって、心に“染み”が残るような。あ、いい染みのことです。もう一回嗅ぎたくなるような“染み”と“匂い”を皆さんで残していけるような機会になれば」と独特な言い回しで意気込みを語った。

 ドラマは、モンゴメリの名作「赤毛のアン」の翻訳者・村岡花子の明治・大正・昭和にわたる波瀾(はらん)万丈の半生を、ドラマ「Doctor−X」(テレビ朝日系)などの中園ミホさんの脚本で描く。原案は、花子の孫・村岡恵理さんの著書「アンのゆりかご」。花子は、山梨の貧しい家に生まれ、東京の女学校で英語を学び、故郷での教師生活をへて翻訳家の道へと進んだ人物で、吉高さんは10~50代の花子を演じる。放送は14年3月31日から全156回を予定している。(毎日新聞デジタル)

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