炎の体育会TV:世界遺産・富士山で命がけのリレー対決! 「KAT−TUN」上田も参戦

TBS提供
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 世界遺産に登録された富士山の急斜面50mを登り下りするという過酷なリレー対決が、5日の人気バラエティー番組「炎の体育会TV」(TBS系)の2時間スペシャルで放送されることが明らかになった。挑戦するのは、お笑い芸人の小島よしおさん、同番組おなじみの最速芸人・おねだり豊さん、ロンドン五輪を目指した猫ひろしさん、ボクシング元世界チャンピオンの内藤大助さんといった体力自慢タレントと、人気グループ「KAT−TUN」の上田竜也さんで結成された「体育会TV陸上部」。静岡県御殿場市に本拠地を構える滝ケ原自衛隊の精鋭5人と対決する。

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 同番組は、芸能人と一流のアスリートが真剣に勝負をするというコンセプトで、スポーツのあらゆる要素を取り入れたゲーム企画に挑戦するスポーツバラエティー。今回の対決は、世界に類のない山岳駅伝として名高い富士登山駅伝との連動企画として、御殿場市と滝ケ原自衛隊が全面協力して実現した。標高約2300メートルの富士登山駅伝でも走る「砂走りエリア」を舞台に行われた「富士山リレー対決」は、自衛隊選抜と体育会TV陸上部各5人が、スキージャンプ台並約30度の傾斜50mを下ってバトンタッチ、折り返し50mを登るというリレーを繰り返すというもの。

 特に駆け下りる時は、時速45キロほどのスピードが出るといい、番組の山端孝博プロデューサーは「ほぼボルト選手と同じ。走っているというより落ちてくるようなスピード、転ばないと止まらないんです」と、その印象を語った。企画についてはずっと温めていたというが「世界遺産に登録されて、今しかできないと思った。御殿場市役所の方が面白がってくれて、自衛隊にも後押ししてくれた」と感謝した。

 挑戦した「体育会TV陸上部」について、山端プロデューサーは「安全面は万全だが、内容を伝えると、出演を断る芸能人が多かった」とメンバー集めの苦労を明かし、番組おなじみの“最速”芸人、おねだりさんの活躍には「ほぼレギュラーで出てもらっている。スプリンター並の身体能力を持っている」と感心した。メンバーのなかでも、唯一歌手の上田さんについては「危険そうなロケにもかかわらずOKしてくれた。リレーでは登りを走ってくれましたが、ボクシングを経験しているだけあって体力抜群。1日30キロ走っている猫ひろしさんが、登った後立てなくなるほどの急斜面を登り切ってました」と感心した。上田さんは「後半2分からのボクシングのきつさをイメージして走りました。やってやりました」とコメントしている。

 5日は、富士山リレー対決のほか、さまざまな企画を放送する。前週から続く「“松岡修造”熱血指導第3弾」は、今回で最終章。松岡さんが本気で心を変えたいと願う小学生を、テニス合宿で熱血指導し、ゲストからMCまで、スタジオ出演者の全員が感動の涙を流すという。5日午後3時30分~5時にTBS系で放送。(毎日新聞デジタル)

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