上川隆也：「遺留捜査」がSPドラマに　「これまでにないテイスト」と自信

　俳優の上川隆也さんが主演する刑事ドラマ「遺留捜査」シリーズのスペシャルドラマが11月に放送されることが15日、明らかになった。立てこもり事件の発生した大病院で、上川さん演じる糸村刑事が白衣姿で医師になりきって潜入捜査を繰り広げるといい、このほど会見した上川さんは「これまでとはまったく趣を異にする物語。『これがスペシャルなんだ！』と感じずにはいられません。スケールも含め、これまでにないテイストと事件、物語をはらんだ“新しい『遺留捜査』”をご覧いただけるはずです」と自信を見せている。

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　「遺留捜査」は、風変わりな刑事・糸村聡（上川さん）が、独自の視点と執着心で現場に残された遺留品から事件の真相と被害者の思いを明らかにしていく1話完結型の連続ドラマで、これまでに3度にわたって連続ドラマ化されてきた人気シリーズ。今回のスペシャルドラマでは、看護師殺人事件の遺留品の謎を追う糸村が、ある手がかりを頼りに単身、大病院を訪れるが、そこで武装グループによる立てこもり事件が発生。糸村は白衣に身を包み、医師になりすまして潜入捜査を繰り広げるが、果たして二つの事件を無事解決できるのか……という展開だ。

　スーツにショルダーバッグというおなじみのスタイルから一転、白衣に身を包んで捜査に当たる糸村を演じる上川さんは「糸村として白衣を着ると、妙に自分の身から薄く浮いているような“身に着かなさ”、新鮮さを感じています。彼が初めて潜入捜査をするという展開も新鮮でした」と振り返っており、同局の三輪祐見子プロデューサーも「今回のスペシャルは、前代未聞のスケールでお送りします。（糸村が）“遺留捜査史上、最悪の2日間”をどう切り抜けるのか！　ぜひお楽しみに」とアピールしている。

　ドラマスペシャル「遺留捜査」は、斉藤由貴さん、三宅裕司さんらレギュラー出演者も引き続き登場し、11月に放送予定。（毎日新聞デジタル）