森山直太朗：「TV Bros．TV」でナレーション初挑戦！　“相方”清水ミチコも絶賛

　テレビガイド誌でありながら、サブカルチャー誌としても人気の雑誌「TV　Bros．」（東京ニュース通信社）をテレビ番組化したWOWOWの「TV Bros．TV」の第4回が27日に放送される。今回、タレントの清水ミチコさんからの“ご指名”で、清水さんとともに番組のナレーションに初挑戦した歌手の森山直太朗さんは「新鮮でした。清水さんとお家にいるような感じだった」とリラックスして臨めた様子。絶妙なコンビネーションを見せた清水さんと森山さんに、ナレーション収録のエピソードや番組の見どころについて聞いた。（毎日新聞デジタル）

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　「TV Bros．TV」は、“面白ければなんでもアリ”という雑誌のコンセプトそのままに、豪華コラム連載陣が次々に出演し、シュールな笑いとともに、一見バカバカしいと思える企画に取り組んでいくマガジン形式の番組。昨年11月に「大人番組リーグ」の1番組として放送され、12番組中4番組に与えられる月1回のレギュラー放送枠を獲得し、7月から毎月第4日曜に放送している。

　今回放送される「#4」では、「テレビに捧げるコントはじまっているよ。」と題し、清水さんによる瀬戸内寂聴さんのモノマネコーナーや、松尾スズキさんによるママさんコーラス「お庭のフランス人形」、俳優の故・地井武男さんの散歩番組「ちい散歩」をモチーフにした、ロックバンド「ドレスコーズ」の志磨遼平さんによる「しまさんぽ」、脚本家の細川徹さんが作・演出を担当した「ふぞろいな小道具たち」、70代の男性たちが語り合う「70代しゃべり場」、俳優の片桐仁さんによるコーナーなどが放送される。

　「こういう番組を楽しめる人」「声がいい人」という理由で、清水さんから“ご指名”を受けた森山さん。スタッフからは事前に「（番組についての）勉強はしないでください」といわれ、何もわからないまま収録に臨んだというが、「どんな番組なんだと思っていたけど、ふたを開けてみたら、わりと気を使わなくていいんだと思った。面白かったです」と楽しめた様子。清水さんも、「ぶっつけに近い感じで（ナレーションを）入れていくんですが、森山さんと波長が合うのかやりやすかった」と笑顔を見せる。

　清水さんについて「家族ぐるみでお世話になっている」と語った森山さんは、「ピエール瀧さんからカラオケに呼び出されたら、清水さんがいて、ずーっと歌っているみたいな、そういうカラミしかなかった」とこれまでのやりとりを明かし、「清水さんとおしゃべりする機会がなかったので、今回はすごく貴重な機会」とうれしそうで、番組内で清水さんが披露した瀬戸内寂聴さんのモノマネに大爆笑していた。一方、清水さんは「（今回のネタは）本格的にテレビで披露するのは初めてで、（ネタを披露する）自分を見るのは今日が初めて」と話し、ものまねが「ウドちゃん（お笑いコンビ『キャイ～ン』のウド鈴木さん）に似てるんだな……」と感想を語っていた。

　番組について「2回目の方が冷静に見える。再放送があるので、リピーターが多いのでは」と分析した森山さんは、番組出演について聞かれると「離れ島でもどこでも……」とノリノリな様子。清水さんは、「おいしいとこだけをぱっぱっぱっと短く、回転ずしのように盛り込んであるめずらしいお笑い番組なので、手早く味をお楽しみください！」とユーモアたっぷりにアピールした。番組は、WOWOWプライムで毎月第4日曜午後11時に放送。（毎日新聞デジタル）