テレビ質問状:ノンフィクションW「世界一危険な格闘技・ラウェイ」伝説の元王者が現役復帰

(クレジット/Andrea Pistolesi)
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(クレジット/Andrea Pistolesi)

 WOWOWは、毎週金曜午後10時に「ノンフィクションW」枠を設け、オリジナルのドキュメンタリー番組を放送中だ。この枠では、見る人を新しい世界へと誘うフルハイビジョンの“ノンフィクションエンターテインメント”番組をWOWOWプライムで毎週、テーマを変えて放送している。11月8日に放送される「世界一危険な格闘技・ラウェイ ミャンマー新時代に揺れる魂の拳」を担当したWOWOW制作部の古谷秀樹プロデューサーに番組の魅力を聞いた。

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 −−番組の概要と魅力は?

 “世界一危険”と呼ばれるミャンマーの格闘技・ラウェイ。1000年の伝統を誇り、ミャンマー人の勇気の象徴ともされるラウェイですが、最近では民主化や時代の変化のあおりを受け、存続の危機に立たされています。番組では、久々にヤンゴンで開催される国際大会と、そこで6年ぶりの現役復帰を果たす伝説の元チャンピオンを取材することにより、世界一危険な格闘技の“今”を追いかけました。

 −−今回のテーマを取り上げたきっかけと理由は?

 まずはラウェイの迫力に圧倒されたこと。そしてまた、激しく変化するミャンマー社会を、スポーツや伝統文化の視点から垣間見るような企画になるのではないか……と思ったためです。

 −−制作中、一番に心掛けたことは?

 ラウェイ存続にためにカムバックを果たす、伝説の元チャンピオンの生きざまを伝えること!

 −−番組の見どころを教えてください。

 迫力満点の試合シーンはもちろんですが、伝統と魂の継承を目指す男のドラマにご注目ください。

 −−視聴者へ一言お願いします。

 知る人ぞ知るミャンマーの伝統格闘技・ラウェイを描いた日本初(?)のドキュメンタリー! 格闘技ファンは必見です!! 一方では「社会の変化と伝統」について、少しでも考えることができる番組を目指しました。明治維新や戦後など、時代の変化の中で新しい文化を取り入れつつ、伝統を守ってきた我々日本人にこそ見てほしい企画だと考えています。

 WOWOW 制作部 プロデューサー 古谷秀樹

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