風立ちぬ:ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞にノミネート ジブリ作品で初

「風立ちぬ」のメーンビジュアル (C)2013 二馬力・GNDHDDTK
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「風立ちぬ」のメーンビジュアル (C)2013 二馬力・GNDHDDTK

 宮崎駿監督の引退作「風立ちぬ」が米アカデミー賞の前哨戦といわれる「第71回ゴールデン・グローブ賞」の外国語映画賞にノミネートされたことが12日、明らかになった。スタジオジブリ作品として同賞のノミネートは今回が初。邦画が外国語映画賞にノミネートされるのは第48回(1990年度)の「夢」(黒澤明監督)以来、23年ぶり。

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 同賞の長編アニメーション映画部門は、英語音声の作品が対象となっており、「風立ちぬ」は英語字幕版での申請だったため、外国語映画賞の部門でのノミネートとなった。

 「風立ちぬ」は、宮崎監督が雑誌「Model Graphix(モデルグラフィックス)」(大日本絵画)の09年4月号~10年1月号に連載したマンガを基に、堀越二郎という実在したゼロ戦の設計者の生涯と、結核の少女が登場する堀辰雄の「風立ちぬ」をイメージした物語。主人公・二郎の声を「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズの総監督として知られる庵野秀明さんが、ヒロイン・菜穂子の声を女優の瀧本美織さんが担当している。(毎日新聞デジタル)

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