綾瀬はるか:紅白でライブデビュー 「花は咲く」歌う

「第64回NHK紅白歌合戦」で「花は咲く」を歌うことになった綾瀬はるかさん=NHK提供
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「第64回NHK紅白歌合戦」で「花は咲く」を歌うことになった綾瀬はるかさん=NHK提供

 大みそかに放送される「第64回NHK紅白歌合戦」の紅組司会を務める女優の綾瀬はるかさんが、番組内の特別企画として、NHKの東日本大震災復興応援ソング「花は咲く」を歌うことが17日、分かった。綾瀬さんは2006年に歌手デビューしているが、これまでライブなどの経験はなく、ステージで歌声を披露するのは初めてという。綾瀬さんは「紅白歌合戦の舞台で歌うことは、考えるだけで緊張しますが、会津で出会った子供たちや、仮設住宅で暮らされている皆さんの顔を思い浮かべながら、復興への願いを込めて歌いたいと思います」と意気込みを語っている。

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 綾瀬さんは今年、福島県を舞台とした大河ドラマ「八重の桜」で主演を務め、12月に福島県会津若松市の鶴ケ城で行われた新種の桜「はるか」の植樹式に参加したほか、東京電力福島第1原発の事故の影響で会津若松市に避難した生徒が通う中学校を訪問するなど復興支援の活動を行ってきた。番組では、紅組、白組の垣根を越えて出場歌手が綾瀬さんとともに「花は咲く」を大合唱し、綾瀬さんや会津若松市の子どもたちの映像も放送される予定だ。

 「花は咲く」は、菅野よう子さんが作・編曲、岩井俊二さんが作詞を担当した楽曲で、2012年3月10~11日にNHK総合やBSプレミアムで放送された震災関連番組で公開。今年の紅白では「八重の桜」の音楽を担当した中島ノブユキさんが編曲したバージョンが歌われる。

 紅白歌合戦は昨年の白組の勝利で、これまで紅組29勝、白組34勝。今年の「紅白歌合戦」のテーマは「歌がここにある」で、白組司会者は人気グループ「嵐」、紅組司会者は綾瀬さん、総合司会は有働由美子アナウンサーが務める。午後7時15分~同11時45分(途中、5分間ニュースで中断)に放送される。綾瀬さんが会津若松市を訪問した映像は27日午前8時15分放送の「あさイチ 紅白直前スペシャル」(NHK 総合)でも紹介する予定。

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