注目ドラマ紹介:「なぞの転校生」 岩井俊二が描くSFドラマ 中村蒼らトリプル主演

(C)眉村卓・講談社/「なぞの転校生」製作委員会
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(C)眉村卓・講談社/「なぞの転校生」製作委員会

 1975年にNHK「少年ドラマシリーズ」枠で映像化された眉村卓さんのSF小説を39年ぶりにドラマ化した「なぞの転校生」(テレビ東京系)が10日深夜、スタートする。映画監督の岩井俊二さんが、初めて連続ドラマの脚本を担当したことで話題を集めており、映画「夜のピクニック」の長澤雅彦監督が演出を手がける。

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 「なぞの転校生」は、1970年代に話題を呼んだジュブナイル(10代向けの小説)で、75年にNHKでドラマ化され、98年に新山千春さん、妻夫木聡さんらが出演して映画化された。今回は、SF好きの高校2年生・広一を演じる中村蒼さんと、広一の隣に引っ越してきた“謎の転校生”典夫役の本郷奏多さん、広一の幼なじみでクラスメートのみどりを演じる新人女優・桜井美南さんの3人が主演。ミッキー・カーチスさん、京野ことみさん、濱田マリさんらも出演する。

 第1話は、東西山高校に通う岩田広一(中村さん)と香川みどり(桜井さん)が空に“上がっていく”流れ星を発見する場面から始まる。翌日、みどりは学校で光る人影を目撃し、校内は「幽霊話」で一色となる。そんな中、学校には突然、謎の転校生・山沢典夫(本郷さん)がやってきて……と展開する。テレビ東京で毎週金曜深夜0時12~52分に放送。

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