TBS:東野司会で“上質トーク番組” ゴールデン視野に2月4日スタート

東野幸治さん(中央)が司会を務めるトークバラエティー番組「東野幸治のナイモノネダリ」=TBS提供
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東野幸治さん(中央)が司会を務めるトークバラエティー番組「東野幸治のナイモノネダリ」=TBS提供

 東野幸治さんが司会を務める冠番組「東野幸治のナイモノネダリ」(TBS)が2月4日午後11時58分からスタートすることが30日、分かった。「あの人のあの能力がほしい」をテーマに東野さんとゲストがトークを繰り広げるバラエティー番組。担当の平野亮一プロデューサーは「上質なトークバラエティー番組を作りたい。ゴールデンでも戦える番組として考えています」と意気込んでいる。

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 司会の東野さんのほか、ナビゲーターとしてお笑いタレンで映画パーソナリティーのコトブキツカサさんもレギュラー出演する。2月4日の初回は、中山秀征さん、光浦靖子さん、ケンドーコバヤシさん、小籔千豊さんが“スキルネダリスト”としてゲスト出演し、「お笑いタレントの仕事をする上で」ほしいと思う「あの人のあの能力」についてトークを展開。東野さんがある中堅芸人の「陽気であり続ける能力」を、中山さんも大物芸人の「ギャグを作る能力」がほしいと語り、自らの理想像やコンプレックスなどの深い話も語られるという。平野プロデューサーによると、第2回(2月18日)では「東野さんや中山さんの司会者の裏側みたいな部分」もトークで飛び出すという。

 各局でトークバラエティー番組は多数放送されているが、平野プロデュサーは「芸能人のプライベートをさらけ出すでもなく、“変な人”ばかりを集めていじるでもなく、もっと上質なトーク番組を作れないかなと考えた」といい、「大物ゲストが来たときでもうまく回せて、深いところまで聞ける」と東野さんを起用した。初回収録では「人を褒めることで自分の足りないところが自然と出てきて、終始、うわべだけの話では終わらなかった。ゲストが俳優であってもアーティストであっても他の番組とはかぶらないと思う」と手応えを感じている様子だ。

 深夜の放送だが、「のちのちにクールの頭で各ドラマの演者さんが集まってできる番組にしたい。向井理さんと綾野剛さんとか、今をときめく俳優を集めても成り立つ。あくまでゴールデンで戦える番組を考えている」と説明。「やりようによってはシュールでマニアックなものもできるけれど、そうするとゴールデンが見えない。ショーのように若者が見ても楽しく、でもそこまで安っぽくなく。ティーンだけが楽しめる番組ではなく、深夜にこの番組を見たら豪華だなと思えるように作っています」と力を込めた。「東野幸治のナイモノネダリ」は2月4日から毎週火曜午後11時58分に放送予定。

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