エンターテインメントの総合情報誌「オトナファミ」（KADOKAWA）は、20日発売の2014年4月号（590円）で、「2014年のファンタジーエンタ大集合」と題して、今春に話題を集めそうなファンタジー作品を巻頭で特集。大ヒット映画の続編「ホビット 竜に奪われた王国」や実写版「魔女の宅急便」、漆原友紀さんの人気マンガを原作とした8年ぶりのテレビアニメシリーズ「蟲師 続章」など、46作品を紹介している。

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　同特集は、映画やアニメ、マンガ、小説、ゲームなどオールジャンルから「ファンタジー」をキーワードに、新作や注目作をピックアップし、ストーリーや登場キャラクター、見どころに加え、冒険度やコメディー度、感動度など六つの視点から各作品を分析。原作者やスタッフ、キャストのインタビューも楽しめ、東京ドームシティ（東京都文京区）で開催中の「東京リアル脱出ゲーム」の第13弾、1980年代にブームとなったチョコレート菓子「ビックリマンチョコ」の“復刻版”も紹介している。

　マンガ特集では、「おぼっちゃまくん」の御坊茶魔（おぼう・ちゃま）、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の中川圭一と秋本・カトリーヌ・麗子、「花より団子」の“F4”のメンバーら、マンガの世界の億万長者35人を、誰もがうらやむ“億万長者エピソード”とともに紹介。「巨人の星」の花形満や「うる星やつら」の面堂終太郎といった懐かしいキャラクターも目白押しだ。

　表紙は、人気マンガを実写映画化した「銀の匙 Silver Spoon」で主演を務めるアイドルグループ「SexyZone」の中島健人さんが飾り、中島さんのインタビューや同映画の“原作再現度”に迫る特集も掲載。そのほか、22日に発売されるソニー・コンピュータエンタテインメントの家庭用ゲーム機「プレイステーション（PS）4」も特集している。

　なお「オトナファミ」は3月20日発売の14年5月号から「エンタミクス」に誌名変更され、5月号では春ドラマや春アニメなど特集する予定。