小澤征悦：民放連ドラ初主演　名作刑事ドラマ枠に「身の引き締まる思い」

　俳優の小澤征悦さんが4月からスタートする連続ドラマ「TEAM～警視庁特別犯罪捜査本部」（テレビ朝日系）に主演することが23日、明らかになった。これが民放連続ドラマ初主演となる小澤さんは「身の引き締まる思い。緊張感もありますが、いい緊張感ですし、ポジティブな気持ちでいっぱいです。そんないい緊張感をドラマの中で生かして、毎日ワクワクしながら撮影していきたいと思っています」と意気込んでいる。

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　ドラマは、「相棒」や「警視庁捜査一課9係」「遺留捜査」といった数々の刑事ドラマの名作を生み出してきた同局の水曜午後9時枠で放送予定。重大事件が発生した際に設置される捜査本部を取り仕切る管理官・佐久晋吾（小澤さん）が事件解決に取り組み、時には感情をむき出しにする現場の捜査員や警視庁幹部らとたたかう姿がドキュメンタリータッチで描かれる。小澤さんのほかに田辺誠一さん、塚本高史さん、渡辺いっけいさん、西田敏行さん、神尾佑さんも出演する。

　小澤さんが演じる佐久は、“策士”という意味も込めた「さくしん」というあだ名を持ち、ノンキャリアながら異例の若さで管理官に昇進しながらも、それ以上の昇進には一切興味を示さない人物。小澤さんは「佐久には彼なりの特別な考え方があって、周囲から時には疎まれながら、嫌われながら推し進めて最終的には事件を解決していくんです。そこでの爽快感もドラマの中に反映されているので、どうやっていこうかな、と思っています」と役どころについて語っている。

　また、小澤さんは「ドラマの見どころは逮捕劇があるかたわらで警察内部での考え方の違いによるぶつかり合いとそんな男たちの熱い戦いですね。ただ、目的はみな同じ、犯人逮捕ですから、やり方が違う中でお互いを高め合っていく、という物語の構図になっています。そこが今までの刑事ドラマと違うのかな」と話している。ドラマは4月から毎週午後9時に放送。