芸能ニュースランキング:1位は3週連続で別人作曲問題 2位は黒木華の銀熊賞

ベルリン映画祭最優秀女優賞の喜びを語った黒木華さん=17日撮影
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ベルリン映画祭最優秀女優賞の喜びを語った黒木華さん=17日撮影

 17~22日に放送された朝のワイドショーで最も長時間取り上げられた芸能の話題は、聴力を失った作曲家として「現代のベートーベン」といわれた佐村河内(さむらごうち)守さんの代表曲「交響曲第1番 HIROSHIMA」などを別人が作曲していたことに関するニュースで、3週連続で1位だったことが、テレビ番組リサーチやマーケティングを行う調査会社「エム・データ」の調べで明らかになった。

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 調査は、期間中にNHK、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日で放送された午前10時半までのワイドショーとニュース番組で、芸能に関連する話題の放送時間を集計した。

 1位の佐村河内さんの別人作曲問題は、佐村河内さんの代理人を務めていた弁護士が15日、代理人を辞任したと明らかにした。また「聴力は3年くらい前から回復していた」と告白した佐村河内さんに対し、聴覚障害2級の身体障害者手帳を交付している横浜市は18日、佐村河内さんから医師の再診断を受けると了承を得たことを明らかにした。放送時間は計59分12秒だった。

 2位は女優の黒木華さんが第64回ベルリン国際映画祭で16日(現地時間15日)、最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞した話題。黒木さんが出演した山田洋次監督の「小さいおうち」がコンペティション部門に出品され、「演技力が群を抜いていた」と評価された。日本人として4年ぶり4人目で最年少の受賞となった。放送時間は計50分3秒だった。

 3位は人気デュオ「ゆず」の北川悠仁さんと結婚したフリーアナウンサーの高島彩さんが第1子となる女児を出産した話題。女児が誕生した翌日の18日、2人は「小さな命の誕生に、夫婦ともに感謝の気持ちでいっぱいです。産声がくれた大きな喜びを、尽きることのない愛にかえて、大切に育ててまいります。これからも、どうぞよろしくお願いいたします」というコメントを直筆の連名サイン入りで、所属事務所を通じてファクスで発表した。放送時間は計43分43秒だった。

 エム・データは、東京、名古屋、大阪地区のテレビ局で放送された番組やCMを、専門スタッフが実際に見て、テレビ番組やCMをテキスト化・データベース化して「TVメタデータ」を構築している。

 4位以下は次の通り。(敬称略)

4位 桑田佳祐・「ひとり紅白」DVD発売へ

5位 きゃりぱみゅ・ワールドツアー開始

6位 映画「RUSH」・主演2人がPR来日

7位 ファンキー加藤・ツアー

8位 生田斗真・映画舞台あいさつ

9位 AKB48・公演リハ

10位 EXILE・PV公開

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