小澤征悦：ひげ落とし「恥ずかしい」　民放連ドラ初主演は「裸の気持ちで」

　俳優の小澤征悦さんが26日、東京都内で4月スタートの主演ドラマ「TEAM～警視庁特別犯罪捜査本部」（テレビ朝日系）の会見に、髪を切り、ひげをそった姿で登場。人に嫌われることもいとわない捜査1課の管理官というダークヒーロー役で民放連続ドラマに初主演する小澤さんは「緊張します。もう一回ふんどしを締め直すみたいな気持ちはありますね」と思いを明かし、「ひげをそって恥ずかしい。ひげをそって髪を短くして、ちょっと裸になった気持ち。裸の気持ちで頑張ります」と笑わせた。

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　ドラマは、「相棒」や「警視庁捜査一課9係」「遺留捜査」といった数々の刑事ドラマの名作を生み出してきた同局の水曜午後9時枠で放送予定。重大事件が発生した際に設置される捜査本部を取り仕切る管理官・佐久晋吾（小澤さん）が事件解決に取り組み、感情をむき出しにする現場の捜査員や警視庁幹部らとたたかう姿がドキュメンタリータッチで描かれる。小澤さんのほかに田辺誠一さん、塚本高史さん、渡辺いっけいさん、西田敏行さん、神尾佑さんも出演する。

　西田さんとの共演は、2002年のドラマ「瓜二つ」以来といい、「緊張しますよね。毎回違うことをやられてくるので、こちらもリアクション変えなきゃいけないし。西田さんが面白いので、（アドリブに）乗りたいんですけど、今回の役柄は余り反応しない男なので乗っちゃいけない。ストレスはありますよね」と役柄ゆえの葛藤を明かしながらも、「管理官のダークヒーローが主人公というのはなかなかない。クールな管理官をやる中で人間くささを随所に見せたい。それが深みにつながれば。多面的な魅力を見せたい」と意気込みを語っていた。