第86回アカデミー賞：助演女優賞は「それでも夜は明ける」のルピタ・ニョンゴ

　米国の映画の祭典「第86回アカデミー賞授賞式」が3日（現地時間2日）に米ロサンゼルスで開催され、助演女優賞は「それでも夜は明ける」のルピタ・ニョンゴさんが受賞。ニョンゴさんは映画初出演作でいきなりオスカーを手にした。

ウナギノボリ

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　ニョンゴさんは、自身の名前が呼ばれると、関係者らと抱き合い喜びを爆発させた。「アカデミーの皆様、ありがとうございます。決して忘れはしません」と感謝し、涙を見せながら「私にこの役を与えてくださってありがとうございます」と話した。家族や関係者らにも感謝の言葉を述べて、「どこの出身であっても夢はかなうものです」と力を込めた。

　映画は、自由の権利を得ていた黒人音楽家ソロモン・ノーサップが、1841年から12年間、奴隷として送った人生の回想録を映画化したもの。ニョンゴさんは、奴隷主エップス（マイケル・ファスベンダーさん）に性的に執着される奴隷パッツィー役を演じた。

　第86回アカデミー賞授賞式はWOWOWプライムで生中継（同時通訳）しており、午後9時からは字幕版で再放送する。