大塚範一さん:1年ぶりテレビ出演 復帰に向けジム通い明かす

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 急性リンパ性白血病のため、闘病に専念していたフリーキャスターの大塚範一さんが、5月4日放送のドキュメンタリー番組「ワンダフルライフ」(フジテレビ系)に出演することが27日、明らかになった。大塚さんは2013年10月の「めざましテレビ」20周年特別番組に電話出演したことはあったが、テレビ出演は13年4月以来、約1年ぶりという。

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 大塚さんは、11年11月から休養しており、昨年6月にはさい帯血移植を受け、無事成功。現在は治療が一段落し、復帰に向けて週に2日はジムでトレーニングしながら、自宅で療養中という。

 収録で久しぶりにテレビ局を訪れた大塚さんは、終始笑顔を見せていたという。番組冒頭の紹介でキャスターと呼ばれ、「キャスターと呼ばれるのは久しぶりだなあ!」とうれしそうに話し、現在の病状について、「そんなに悪くないですよ。体重は7、8キロ落ちましたが、薬の影響で、顔とおなかがはれちゃってね。でも『俺、やせたんだよ』っていいたいんですけどね(笑い)」と笑顔で語りつつ、「足の筋肉が入院ですっかり落ちてしまって、それを戻すために今、トレーニングに通っています」と明かした。

 また、「入院生活は本当につらかったんですが、たくさんの知人がお見舞いのメールをくださって、視聴者の方やファンの方もいろんな形で気持ちを伝えてくださって。この方たちに応えなきゃなって気持ちが出てきましたね」と心境を吐露。さらに、入院生活の話題で「病気になってみると、嫁さんがいないとダメだよね(笑い)。病院側が『親族呼べ』『奥さん呼べ』って言うんですよ。でも、人に相談したりしないんですよね。これまで割と自分ですべて解決してきた方なんで、人に言って軽くなるかというと……、結局は自分なんですよね……」と語り、番組MCのリリー・フランキーさんと“嫁”の話題で盛り上がる一幕もあったという。

 今後の仕事について大塚さんは、「しないとつまらないし、俺の仕事はこれだから、これをやっていないと燃えるものがないんだよね」と心境を語り、「そんなにシャカリキになって働こうという気持ちはないんだけど、何か仕事をして、人に認めてもらうことをやりながら、一方で大好きなゴルフをして遊ぶ、そしておいしいものがあったらいいよね」と話していた。

 「ワンダフルライフ」は、ゲストの家族、友人、ライバルなどの証言を紹介しながら、芸能界やスポーツ界、政界などさまざまなジャンルのゲストの人生や人生哲学、信念に迫る番組で、リリー・フランキーさんとフリーアナウンサーの山岸舞彩さんがMCを務める。毎週日曜午後9時放送。大塚さんは5月4日の放送に出演予定。

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