火曜サスペンス劇場:名作ドラマが32年ぶり“復活” 三浦春馬主演で今夏放送

「殺人偏差値70」に主演する三浦春馬さん(手前)と城田優さん=日本テレビ提供
1 / 1
「殺人偏差値70」に主演する三浦春馬さん(手前)と城田優さん=日本テレビ提供

 1981年から2005年まで日本テレビ系で放送された「火曜サスペンス劇場」で82年に放送された名作ドラマ「受験地獄」が32年ぶりに“復活”することが8日、明らかになった。俳優の三浦春馬さん主演で、スペシャルドラマ「殺人偏差値70」として今夏に放送予定。民放地上波のドラマでは初めて4Kカメラで撮影されたといい、三浦さんは「32年前の作品を現代に復活させるという“挑戦”に役者として参加できたことをうれしく思います」と語っている。

ウナギノボリ

 ドラマは82年1月に「火曜サスペンス劇場」で放送され、視聴者の「もう一度みたい作品ランキング」で1位に輝いた作品の“復活版”で、西村京太郎さんの小説「受験地獄」(角川書店)が原作。東大受験当日に寝坊してしまった浪人生の主人公・圭介(三浦さん)は試験開始時刻を遅らせるため、東大に爆弾予告メールを送る。思惑通りに試験開始時刻が遅らされ、見事に試験に合格した圭介だったが、入学式当日に一人の青年が現れ、「お前のすべてを知っている。黙っていてほしかったら……」と脅し、圭介の人生を乗っ取り始める……というストーリー。

 圭介の前に現れる謎の青年を城田優さん、圭介の恋人・理佳子を瀧本美織さんが演じ、圭介がバイト先で知り合う謎の女性役で栗山千明さんも出演。三浦さんは「いつの時代も変わららない“己と向き合う”という普遍的なテーマを現代の感覚、そして最新の技術で撮影した日々は刺激的でした」と撮影を振り返り、城田さんも「32年ぶりの復活作品となりますが、4Kカメラでの撮影など最新技術によって見たことのない映像に仕上がると思います」と自信を見せている。

テレビ 最新記事