工藤阿須加:「ルーズヴェルト・ゲーム」沖原役でCMデビュー

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 プロ野球解説者の工藤公康さんの長男で俳優の工藤阿須加さんが、出演中のTBS系連続ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」の沖原和也役でCMデビューすることが29日、明らかになった。工藤さんは「本当にうれしいです。初CMということで大変緊張しましたが、ルーキーらしく精いっぱいやらせていただきました」と喜んでいる。

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 工藤さんが出演するのは、東芝とドラマのコラボCM。同社の社会人野球部ブレイブアレウスが登場し、メンバーのプレーと同社の商品画像をかけ合わせ、「技と技術で感動を届ける」という野球と物作りに共通した企業メッセージを伝える内容で、工藤さんがドラマで演じる青島製作所野球部のエースピッチャー・沖原が、CMの締めくくりに登場する。6月1日の同ドラマ第6話のCM枠から放送される。

 CM制作の背景を、同ドラマの伊與田英徳プロデューサーは「スポンサーの東芝さんが、ドラマを見て『やろう』と言っていただいたと伺って、こちらもぜひともと思い、やらさせていただきました」と語り、「伝統ある会社と野球チームに負けないように、しっかりとしたドラマを作っていきたいと思います」とコメントしている。

 「ルーズヴェルト・ゲーム」は、俳優の唐沢寿明さんが主演を務め、中堅精密機器メーカー、青島製作所の存亡と同社の名門社会人野球部の廃部を懸けた攻防が描かれている。同局の大ヒットドラマ「半沢直樹」と同じ池井戸潤さんの小説が原作で、半沢の制作陣が再結集した。毎週日曜午後9時の「日曜劇場」枠で放送。

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