小栗旬:友人・大森南朋と初共演 最悪の敵役に「こんな形で会いたくなかった」

テレビ朝日提供
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 俳優の大森南朋さんが、6月5日に放送される連続ドラマ「BORDER」(テレビ朝日系)の最終話にゲスト出演し、主演の小栗旬さんと初共演することが29日、明らかになった。主人公・石川刑事の“史上最悪の敵”という役どころで、小栗さんはプライベートでも親交のある大森さんとの共演を喜びながらも、「最高のキャスティングではあるけど、こんな形で会いたくなかった。優しい上司などを演じてほしかった」と笑いながら複雑な気持ちを語っている。

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 大森さんが演じるのは、一見、善人そうに見せるが、実は絶対的悪を追求する男・安藤周夫。大森さんは「小栗君とはこれまで酒場で何度も“共演”するたび、『出演作に僕を呼んでよ』と言っていたんです。それが今回やっと実現したわけですが、僕が演じる安藤はえげつない役です」と語りつつ、「設定を聞いたそばから面白いなと思っていました」とプライベートとは真逆の対立関係を演じることに興味を持ったという。

 一方、安藤と対決する刑事・石川安吾を演じる小栗さんも「実際に撮影してみて、“最悪の敵”を南朋さんが演じてくださってやっぱり良かった」と語り、「安藤を目の前にしたら、吐き気を催すほどの気持ち悪さを感じちゃって。そういうリアルな感情を誘発する“気持ち悪い南朋さん”が来てくれて、本当に良かったなって思いました」と大森さんの圧倒的な存在感に感謝している。

 「BORDER」は、「GO」「SP 警視庁警備部警護課第四係」などで知られる直木賞作家・金城一紀さんが原案・脚本を手がけるオリジナル作品。ある銃撃事件で頭部に被弾したが、奇跡的に蘇生し、死者と対話できる特殊能力を持った石川が、被害者である死者から証言を聞き出し、事件を解決する姿を描いている。大森さんがゲスト出演する最終話「越境」は、小学生男児の殺人事件をめぐる物語。死んだ男児の証言から、石川はすこぶる優しそうで善人タイプの男・安藤を犯人に突き止める……というストーリー。6月5日午後9時から放送予定。

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