女優の杏さんが19日、主演ドラマ「花咲舞が黙ってない」(日本テレビ系)の最終回の視聴率が18.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したことについて、「最初から最後まで本当に楽しい現場でした。多くの方々に支えられて、応援をいただいて、最後まで乗り切ることができました」と喜びを語った。
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ドラマは、2013年にTBS系でドラマ化され大ヒットした「半沢直樹」の原作者・池井戸潤さんの小説が原作。銀行で不正を見て見ぬふりができず、上下関係や派閥をモノともせず、黙ってはいられない“女半沢”のような舞(杏さん)が事件や不祥事を解決していく……というストーリー。最終回は18日に10分拡大版で放送された。
同作の初回視聴率は17.2%(同)で今期ドラマで最高のスタートを切り、その後も好調に推移。全10話の平均視聴率は16.0%((ビデオリサーチ調べ、関東地区から算出)を記録し、現時点で今期民放連続ドラマで最高の視聴率を記録している。
正義感の強いヒロインを演じた杏さんは「ドラマは終わってしまいましたが、普段、言いたいことがなかなか言えない社会の中で『決して黙りこまず、とにかく言葉にしてみること! 勝つ、負けるではなく、心の底から気持ちを伝えるとき、何か少しでも変わるかもしれない』そんな小さな勇気を持つこと、その背中を支えて、優しく後押しできるようなメッセージがお伝えできていればと思います」と改めてドラマに込めた思いを語っている。
また、原作者の池井戸さんも「杏さんの胸のすくたんかが待ち遠しい、楽しいドラマになりました。上川隆也さんのナイスアシストも素晴らしかった」、ドラマの加藤正俊プロデューサーも「花咲舞の放つ言葉に、いろいろなメッセージを込めて作ったドラマですので、多くの方に見ていただいて、とてもうれしく思っています」とそれぞれコメントを寄せている。
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