織田裕二:池井戸ドラマに主演 孤高のバンカーに

「連続ドラマW 株価暴落」の主演を務める織田裕二さん=WOWOW提供
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「連続ドラマW 株価暴落」の主演を務める織田裕二さん=WOWOW提供

 俳優の織田裕二さんが、今秋スタートする池井戸潤さんの小説が原作のドラマ「連続ドラマW 株価暴落」(WOWOW)で主演を務めることが23日分かった。「半沢直樹」(TBS系)や「花咲舞が黙ってない」(日本テレビ系)など池井戸作品のドラマ化が人気を集める中、WOWOWと池井戸さんとのコラボは「空飛ぶタイヤ」「下町ロケット」に続く第3弾。織田さんは、メガバンク・白水銀行の審査部審査役で組織の論理に染まらず、自らの信念に忠実に突き進む孤高のバンカー・板東洋史を演じる。

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 織田さんが銀行員を演じるのは初めてで「すごく新鮮な気持ちです。とても素晴らしい制作チームの作品に参加できることを今から楽しみにしています」とコメント。また、池井戸さんは「『株価暴落』を書いていたのは、暗中模索で小説の書き方を探っていたころでした。『空飛ぶタイヤ』や『下町ロケット』など、その後、書くことになる群像劇の原石とでもいうべき作品を、ドラマ化という形で再び世の中に問えることは作者としてうれしい限りです」とコメントしている。

 「株価暴落」は、経営危機に陥りながらもプライドを捨てきれない巨大企業やメインバンク、企業テロの真相を追う警察、取り巻く人々を通じ、銀行と巨大企業にはびこる闇に切り込む。上昇志向が強いエリート行員・二戸を高嶋政伸さんが演じるほか、瀬戸康史さん、川島海荷さん、板尾創路さん、石黒賢さん、石橋凌さんらが出演する。

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