桐嶋ノドカ:デビュー前に異例の抜てきで連ドラ主題歌

連続ドラマ「ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~」の主題歌を担当する桐嶋ノドカさん
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連続ドラマ「ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~」の主題歌を担当する桐嶋ノドカさん

 CDデビュー前のシンガー・ソングライター・桐嶋ノドカさんが11日からスタートする寺脇康文さん主演の連続ドラマ「ラスト・ドクター~監察医アキタの検死報告~」(テレビ東京)の主題歌を担当していることが1日、明らかになった。異例の抜てきに桐嶋さんは「大きな驚きとともに、とても光栄に思っています。亡くなった方の思いを通して『生きること』とはどういうことかを問いかける『ラスト・ドクター』に少しでも勇気のようなものを添えることができたら幸せに思います」とコメントしている。

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 桐嶋さんは1991年生まれ、東京都出身。3歳からピアノを始め、13歳で聖歌隊に入り、高校入学と同時期に弾き語りを始める。12年夏にデモ音源を音楽プロデューサーの小林武史さんへ送ったことがきっかけで、小林さんが代表を務める音楽事務所「OORONG-SHA」のスタジオに通い始める。14年3月に大学を卒業し、本格的にアーティスト活動をスタートしたばかり。

 担当した主題歌は「Wahの歌」。ドラマの中川順平プロデューサーは「柔らかくパワフルで澄みきった声に衝撃を受けました」と桐嶋さんの起用理由について語っており、「歌詞にあるような確たる信念・芯の強い意志が、主人公である秋田の“内に秘める思い”やドラマの世界観とマッチしていた」と説明している。

 桐嶋さんは「これからを生きていこうとする人のための歌です。心の中にわき出す思いを、迷いや孤独や悲しみさえも、前へ進む原動力にしていくイメージです」と明かしており、主演の寺脇さんも「優しいのに力強さを持っており、まさに生きるエネルギーを感じる曲であり『ラスト・ドクター』にとてもピッタリだと思います」と話している。

 ドラマは、変わり者の監察医・秋田晋也が凡人には思いつかない着眼点で隠された死因を読み解く姿を描いており、相武紗季さん、伊東四朗さんも出演する。11日から毎週金曜午後7時58分に放送。

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