注目ドラマ紹介:「おやじの背中」 10人の脚本家が紡ぐ10通りのホームドラマ

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 倉本聰さんや三谷幸喜さんら脚本家10人が父と息子・娘というテーマで手がけた脚本を10組の名優により映像化したオムニバスドラマ「おやじの背中」が13日、TBSの日曜劇場で放送をスタートする。毎回異なる脚本家がそれぞれのキャストで手がける各話完結ドラマで全10話。トップバッターは、父親役に田村正和さん、娘役に松たか子さんを迎え、NHK連続テレビ小説「おひさま」の岡田惠和さんの脚本を実写化したドラマ「圭さんと瞳子さん」が務めている。

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 日曜劇場で単発ドラマを連続して放送するのは1993年3月28日放送の「おんなの家」(全16回)以来、約21年ぶり。脚本家は岡田さん、倉本さん、三谷さん、鎌田敏夫さん、坂元裕二さん、池端俊策さん、井上由美子さん、木皿泉さん、橋部敦子さん、山田太一さん。これまで「おやじぃ。」や「パパはニュースキャスター」など数々のホームドラマを生み出してきた八木康夫プロデューサーが手がけている。

 第1話「圭さんと瞳子さん」は、東京郊外にある古い一軒家で暮らしている樋口圭太郎(田村さん)と娘の瞳子(松さん)の物語。交通事故で妻を亡くして以来、男手ひとつで娘を育ててきた圭太郎は、結婚のことを口にしない瞳子のことが少し気がかりだった。そんなある日、瞳子は同僚の奥住(バカリズムさん)から突然プロポーズされる。その夜、圭太郎が食中毒で病院に運ばれ、そのまま入院することになってしまう。一人家に帰ってきた瞳子は、やがて激しい不安に襲われる……という展開。毎週日曜午後9時から放送。

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