小栗旬:実写版ルパン三世への不安を吐露 “とっつぁん”浅野忠信は続編に期待

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 モンキー・パンチさんの人気作を実写化した映画「ルパン三世」(北村龍平監督、30日公開)のワールドプレミアが4日、東京都内で開かれ、小栗旬さんら主要キャストが舞台あいさつを行った。ルパン三世を演じた小栗さんは「いろいろな時代のいろいろな『ルパン三世』があって、それらを自分も見てきて『どうすればいんだろう』って悩んだ時もあった」と複雑な心境を語った。

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 小栗さんは「ついにこうやって、みんなに見てもらえる日がきて、本当にうれしいんだけど、怖い部分もあって、受け入れてもらえるかどうか今もドキドキしている」と胸中を明かし、それでも「とにかく楽しんでもらえれば」と呼びかけた。

 一方、銭形幸一警部を演じた浅野忠信さんは「友達からは『ヒゲ生やしているから、お前は次元だよ』って言われたし、着物を着れば(石川)五エ門にはなれると思っていたので、まさか“とっつぁん”の役がくるとは思わなかった」と笑顔を見せると「今ならルパン一味を捕まえる絶好のチャンスなんですが、でも捕まえません。なぜなら僕は“パート2”を見たいからです」と続編を熱望。北村監督も「映画人としての自信と誇りが詰まった全く新しい『ルパン三世』を作ることができた。これはまだまだ“ジャブ”のようなもの。2、3、4と作っていきたい」と意欲を見せた。

 映画では、ルパンと峰不二子、次元大介、五エ門、そして銭形警部との出会いや、いかにして“ルパン一味”が結成されたのかが描かれる。舞台あいさつには、不二子役の黒木メイサさん、次元役の玉山鉄二さん、五エ門役の綾野剛さんに加え、台湾のアイドルグループ「F4」のジェリー・イェンさん、韓国の俳優キム・ジュンさんも登場した。

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