工藤公康さん:高校時代に失明の危機? 野球部監督に恨み節

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 元プロ野球選手で野球解説者の工藤公康さんが7日、六本木ヒルズアリーナ(東京都港区)で行われた番組「熱闘甲子園」(ABC・テレビ朝日系)のトークイベントに登場。1981年の夏の甲子園に出場した工藤さんは、当時の写真を見ながら、「この時は、ボールがぶつかって目がはれていたんです。野球部の監督は『大丈夫。何かあったらオレが責任を取る』って言っていたんですが、そのあと病院に行ったら失明の危険性があるって言われて」と明かし、「(もし失明していたら)監督はどうやって責任を取るつもりだったのか……」とぼやいた。

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 3年連続で同番組のキャスターを務めることになった工藤さんは、9日に開幕する「第96回全国高等学校野球選手権大会」の見どころを聞かれ、「なんといっても開幕戦の龍谷大平安と春日部共栄の試合。春の優勝校(龍谷大平安)がいきなり登場するなんてめったにないし、春夏連覇の権利を持った唯一のチームだし、春日部共栄も強いので楽しみ」と力を込めた。さらに「高校野球にはプロとは違う、負けたら終わりという中ならではのプレーがある。そこには、支えてくれる家族やベンチに入れなかった選手の思いも詰まっているので、僕らも“裏側”をしっかりと伝えていければ」と意気込んだ。

 「熱闘甲子園」は毎年、夏の甲子園の試合結果やベンチ裏での選手の表情、球児の甲子園への思いなどを紹介するダイジェスト番組で、今年は9日に開幕する「第96回全国高等学校野球選手権大会」の大会初日から決勝戦の日まで連日放送(平日午後11時10分、土・日午後11時15分)される。トークショーには、工藤さんとともにキャスターを務めるテレビ朝日の三上大樹、山本雪乃の両アナウンサーに加え、“高校野球大好き芸人”を代表してお笑いコンビ「トータルテンボス」の藤田憲右さん、「ロッチ」の中岡創一さんも登場した。

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