フランスを代表する注目の若手俳優、ピエール・ニネさんが来日し、8日、東京都内で行われた映画「イヴ・サンローラン」(ジャリル・レスペール監督)の会見に出席。今回が初来日となったニネさんは、「日本に来ることができてうれしい。東京にしばらく滞在して、日本の伝統的なものを見てみたいので京都を訪れる予定です」とにっこり。来日して間もないというニネさんだが、日本人の振るまいに感銘を受けたといい、「とてもエレガンス、優雅さを感じます。『イヴ・サンローラン』はエレガンスが重要なテーマだったのですが、そういったものをこの国に感じます」と感想を話した。
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「イヴ・サンローラン」は、仏ファッションブランド「イヴ・サンローラン」の創始者で、デザイナーのイヴ・サンローランの人生を描いた伝記映画で、公私共にパートナーだったピエール・ベルジェさんとの愛を軸に、サンローランの輝かしいキャリアと天才ゆえの苦悩を描く。同ブランドが誕生したフランスでは今年1月に公開され、初登場1位を獲得するなど話題を集めている。
出演について、サンローラン役を演じたニネさんは、「思いもよらないオファーを受けて、チャンスがめぐってきた。幸運だと思った」と振り返った。サンローランに似た美しい容姿と演技力で話題を集めているが、サンローランとの共通点を聞かれると、「共通点を探しましたが、自分とは違う人物だとわかりました。それゆえ、準備が大変でした」と苦労も明かした。
若いときから演劇に興味を持ち、俳優になろうと決めたというニネさんは、「役ごとにスタイルを変えていくことが好きなので、毎回顔を変えていくカメレオンのような俳優になりたい」と今後の目標を語った。脚本を書いたり、監督業もしているといい、「長編映画の脚本を書いているので、(映画化を)実現させたい」と意欲的に語った。
サンローランは、1955年にクリスチャン・ディオールのアシスタントとなり、57年に弱冠21歳でデザイナーデビュー。61年、26歳で自らのブランド「イヴ・サンローラン」を設立した。その後、革命的なファッションを次々と発表し、ブランドの礎を築いた。映画は9月6日公開。
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