注目アニメ紹介:「四月は君の嘘」ピアノ少年とバイオリン少女の青春ストーリー

アニメ「四月は君の嘘」の一場面(C)新川直司・講談社/「四月は君の嘘」製作委員会
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アニメ「四月は君の嘘」の一場面(C)新川直司・講談社/「四月は君の嘘」製作委員会

 元天才ピアニストの少年がバイオリニストの少女と出会ったことで再びピアノと向き合う「四月は君の嘘」が9日深夜、スタートする。新川直司さんが「月刊少年マガジン」(講談社)で連載中の人気マンガをアニメ化した作品だ。

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 かつて数々の国内ピアノコンクールで優勝し、「神童」とまで呼ばれた少年・有馬公生(ありま・こうせい)だが、11歳の秋に母を失ったショックから、自分が弾いた音が聴こえなくなるトラウマを背負い、ピアノから遠ざかってしまう。そして、14歳になったある日、幼なじみの紹介で、同じ年のバイオリニストの少女・宮園かをり(みやぞの・かをり)と出会う。楽譜を超え、自分なりのスタイルで課題曲を奏でるかをりの演奏を見て、モノトーンだった公生の世界はカラフルに色づき始める……。

 早熟の天才ピアニストだった頃の公生は、高い評価を受けながらも、「機械じかけ」「譜面の奴隷」といった声も浴びせられていた。厳しい母の指導の下で、正確かつ厳格なスタイルを守ってきた公生は、かをりの奔放な演奏に衝撃を受ける。初対面は良好ではなく、彼女は暴力上等、性格最低、印象最悪……だが、美しい。情熱的なバイオリンの響きが凍りついたピアノの音を溶かし、止まっていた時間を動かし始める。

 有馬公生は「アルドノア・ゼロ」の花江夏樹さん、宮園かをりは「極黒のブリュンヒルデ」の種田梨沙さん。アニメーション制作は「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」や「マギ The Kingdom of magic」のA−1Picturesが担当する。放送はフジテレビの深夜アニメ放送枠「ノイタミナ」ほか。

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