三上博史:青山真治監督と13年ぶり再タッグ WOWOWで連ドラ主演

「連続ドラマW  贖罪の奏鳴曲」で主演を務める三上博史さん(中央)=WOWOW提供
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「連続ドラマW  贖罪の奏鳴曲」で主演を務める三上博史さん(中央)=WOWOW提供

 俳優の三上博史さんが2015年1月スタートのドラマ「連続ドラマW  贖罪の奏鳴曲(ソナタ)」(WOWOW)で主演を務めることが1日、明らかになった。「さよならドビュッシー」で09年に「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した中山七里さんのミステリー小説が原作で、「EUREKA ユリイカ」「共喰い」などの青山真治監督がメガホンを取る。

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 三上さんにとって、青山監督作は主演映画「月の砂漠」(01年)以来13年ぶり。青山監督と映画以降もプライベートで親交を深めてきたという三上さんは、久しぶりのタッグに「今回初めて青山真治さんがWOWOWの連続ドラマを監督されるということで『何かが起こる!』と、すぐに手を挙げました」と明かし、「また2人で“悪巧み”ができると、モチベーションが上がっています」と語った。

 一方の青山監督は、三上さんについて「僕の世代の最大のスター俳優の1人であり、かつ研ぎ澄まされたアーティスト。一筋縄ではいきません」と評し、「キャメラの前に立った瞬間、これほど繊細な表情をなさるのか、主役を張るとはこういうことか、と改めて驚かされ、感動させられます。ともに仕事をするパートナーとしてはベストの1人」と絶賛している。

 「贖罪の奏鳴曲」は、生きる意味、しょく罪の意味を問う法廷ミステリー。三上さんが演じるのは、どんな罪名で起訴されようが必ず執行猶予を勝ち取るといわれる不敗の弁護士・御子柴礼司(みこしば・れいじ)。しかし弁護料も法外なため、あくどい弁護士として敬遠されている。ある日、河原で水死体が発見され、事件を調べていた刑事の渡瀬は、被害者のフリージャーナリストが御子柴の身辺をかぎまわっていたことが分かり、御子柴が過去の幼女殺害事件の犯人だったことにたどり着く。

 渡瀬役でリリー・フランキーさん、御子柴が弁護する被告人役でとよた真帆さん、その息子役で染谷将太さんが出演する。ドラマは15年1月24日からWOWOWプライムで毎週土曜午後10時に放送。全4話。第1話は無料放送される。

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