幸福の黄色いハンカチ:ロケ地・夕張で追悼上映 市民の声受け

映画「幸福の黄色いハンカチ」(C)1977 松竹株式会社
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映画「幸福の黄色いハンカチ」(C)1977 松竹株式会社

 2015年2月19~23日に北海道夕張市で開催される第25回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で、11月に亡くなった俳優の高倉健さんの代表作「幸福の黄色いハンカチ」(山田洋次監督)の追悼上映会が開催されることが25日、明らかになった。映画の舞台でロケ地となった同市の市民の声が発端となり、実現する運びになったといい、映画祭運営事務局は「作品の上映、鑑賞を通して、ゆうばり映画祭に集う全国の映画ファンが、健さんに感謝の意を表す場として提供できれば」と話している。

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 「幸福の黄色いハンカチ」は、会社をやめて北海道へドライブの旅に出た青年・欽也(武田鉄矢さん)が、失恋の痛手を負った朱美(桃井かおりさん)、炭鉱労働者だという勇作(高倉さん)と出会い、3人で旅をするロードムービー。1977年に公開され、78年の第1回日本アカデミー賞で最優秀作品賞や主演男優賞など6部門を受賞した。

 上映会は「ありがとう!高倉健さん『幸福の黄色いハンカチ』追悼上映会」と題し、15年2月20日午前10時半からアディーレ会館ゆうばり大ホールで開催。また、映画祭期間中の15年2月20~22日、映画に登場する黄色いハンカチののぼりや炭鉱住宅などをロケ当時のまま公開している市内の「幸福の黄色いハンカチ広場」を臨時オープンする。

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