さまぁ~ず:仏人監督から声優絶賛されるも首ひねる

劇場版アニメ「劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス」試写会に登場した(左から)グザヴィエ・ピカルド監督、さまぁ~ずの三村マサカズさん、大竹一樹さん
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劇場版アニメ「劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス」試写会に登場した(左から)グザヴィエ・ピカルド監督、さまぁ~ずの三村マサカズさん、大竹一樹さん

 人気お笑いコンビの「さまぁ~ず」が3日、東京都内で行われた劇場版アニメ「劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス」試写会に仏人監督のグザヴィエ・ピカルド監督とともに登場。同映画で声優に挑戦した2人はピカルド監督から「今度はフランス語版で声優をしてほしい。1回で終わるのはもったいない。声優を続けていけばいいと思う。2人はコメディアンから声優に転職するらしいよ!」とジョークを交えながら大絶賛されたが、2人は「今まで全然(声優の)お話がこなかったけれどなあ」と首をひねっていた。

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 モンガガ侯爵の声を担当した三村マサカズさんは「俺感は否めない。三村感が出ている」と完成作を見た感想をポツリ。プレイボーイのクラークを演じた大竹一樹さんは「(出来については)自分では全然わからない」と話していた。

 また、三村さんがピカルド監督に「空や川の水の色に青系の色を使っていないのはどんな狙いがあるんですか?」と“真面目”な質問をすると、ピカルド監督は「スタジオでブルーが切れちゃって黄色しか残っていなかったんだ」とジョークを飛ばし、会場を沸かせた。

 映画はムーミンの原作者トーベ・ヤンソンの生誕100周年記念作。ムーミン谷を抜け出し、南の海へとバカンスにやってきたムーミン一家。わくわくしていた気分もつかの間、フローレンとムーミンパパは貴族の豪華でぜいたくな暮らしにすっかりとりこになってしまう。そんなふたりに腹を立てたムーミンとムーミンママは、ホテルから飛び出してしまい……というストーリー。映画は13日公開。

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