エビ中・小林歌穂:初出演映画の見どころは「とても幼い私」

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 ももいろクローバーZの“妹分”として活動する中学生アイドルユニット「私立恵比寿中学」(エビ中)の小林歌穂さんが21日、東京都内で行われた初出演映画「灰色の烏」(清水艶監督)の初日舞台あいさつに登場。撮影から約2年たち、満を持しての公開となる同映画の見どころを聞かれると、小林さんは「私事なんですけれど、エビ中に入る前の撮影だったんで、とても幼いんですよ。なのでちょっとでいいから見て!」と、夢中でアピールして会場の笑いを誘った。

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 映画は、主演を務める女優でシンガー・ソングライターの西田エリさんが、2010年にラジオで楽曲を発表し、さらに12年に絵本として発表した「灰色のからす」が原案。白いハトの群れにも黒いカラスの群れにも入れない“灰色のカラス”の苦悩が、少女と大人の狭間で揺れ動くヒロインたちの物語として描かれる。東京・ヒューマントラストシネマ渋谷(東京都渋谷区)ほか、全国で順次公開。舞台あいさつには、小林さん、西田さんのほか、中山龍也さん、安保彩世さん、清水監督も登場した。

 映画初出演の小林さんについて、清水監督は「歌穂ちゃんって、ウソつかない。『本番いけそう? 大丈夫?』と聞いても、分からないときは、『分かんないです』って、『いけます』とは簡単に言わない」と、苦笑しながら撮影現場での様子を明かしたが、「今回の役柄に合っていた。目の前で起こっていることが分からないまま、感情がコントロールできないままやるのがよかった。その時じゃなきゃ撮れないシーンがいっぱい撮れたなと思っています」と大絶賛。小林さんは「緊張しまくっていたので、どういう心境か覚えていない」と苦笑し、「監督がタイミングとか全部私に合わせてくださって、とてもリラックスしてやれたと思います」と、しきりに照れていた。

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