松岡修造：錦織圭の“ライバル”に秘策伝授　熱血特訓で勝利呼び込む？

　元プロテニスプレーヤーの松岡修造さんが、11日放送の番組「炎の体育会TV」（TBS系）の3時間スペシャルに出演し、日本テニス界のエース・錦織圭選手の“ライバル”に秘策を伝授する。松岡さんは、俳優の工藤阿須加さん、元衆院議員でタレントの杉村太蔵さん、同局の石井大裕アナウンサーのテニス経験者で構成された「新生・体育会TVテニス部」を特訓。特に石井アナは、14年前の高校1年生の時に、当時小学6年生の錦織選手と、松岡さんの目の前で対決し、敗戦を喫した因縁を持ち、松岡さんは時おり目に涙を浮かべながら熱血アドバイスし、錦織選手からの金星を呼び込もうとする。

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　松岡さんは、クルム伊達公子選手が1995年に記録して以来、日本人選手最高タイとなる世界ランキング4位になるなど、いまや世界のトッププレーヤーの仲間入りを果たした錦織選手に、サーブ権は全て「体育会TVテニス部」側で「30−0」の状態からゲームスタートという1対1のハンデ戦を提案。番組では長年、錦織選手のプレーを見続けてきた松岡さんだけが知る、錦織選手のウイークポイントも明かされるほか、14年前の錦織選手と石井アナの試合の映像も盛り込まれ、当時のエピソードも披露される。

　ロケでは松岡さんが、工藤さんのサーブを絶賛し、さらに杉村さんのメンタルの強さに着目し「3人の中で一番勝てる確率が高い」とキャラクターを高く評価する場面もあったといい、石井アナに対しては、14年前を振り返り「圭（錦織選手）が世界に本当に行けた一番の理由は、石井との試合だと思っている」と本心を明かしたという。

　そのほか11日の放送では、「柔道対決」に「あったかいんだからぁ♪」の歌ネタでブレーク中のお笑いコンビ「クマムシ」の長谷川俊輔さんが初参戦し、柔道二段の実力を披露。また「1500メートル走対決」に、2013年の世界陸上女子1500メートル金メダルのアベバ・アレガウィ選手、新企画「あの日の…部室に帰ろう」に、ボーカル＆ダンスユニット「EXILE」のAKIRAさんが登場する。放送は11日午後6時55分から。