歌舞伎俳優の片岡愛之助さんが“北欧の至宝”と呼ばれるデンマーク出身の俳優マッツ・ミケルセンさんの楽屋訪問を受けたことが18日、明らかになった。愛之助さんは、2006年公開の映画「007/カジノ・ロワイヤル」以来、10年近くミケルセンさんのファンといい、今回が初対面。愛之助さんは、歌舞伎などについて熱心に質問するミケルセンさんに対して丁寧に説明し、押隈(おしぐま、 隈取りをした役者の顔拓)もプレゼントするなど交流を楽しんだという。
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今回ミケルセンさんは、主演映画「悪党に粛清を」(クリスチャン・レブリング監督)のプロモーションのため、デビュー18年目にして初来日。愛之助さんの楽屋への訪問は今月11日に実現したといい、明治座「五月花形歌舞伎」で上演中の通し狂言「片岡愛之助主演『鯉つかみ』」も観劇した。
ミケルセンさんは「デンマークにはパントマイムバレエという形式的な古典劇があり、それに通じるものを感じました。本当に素晴らしかった」と感想を語ると、愛之助さんからもらった押隈については「額に飾ります」と喜んだという。
一方、愛之助さんも「悪党に粛清を」をいち早く鑑賞したといい「腕力だけがものをいう非情な開拓時代の描写に圧倒されます。そして侍のように寡黙に己の筋を通すマッツ・ミケルセンの魅力全開。ラストカットが秀逸。単なるウエスタン、単なるノワールではございません」と絶賛。ミケルセンさん自身も「黒澤明監督からインスパイアを受けた歴史的なウエスタン」と語っていた。映画は6月27日から公開される。
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