人気グループ「TOKIO」の長瀬智也さんが、脚本家の宮藤官九郎さんが監督・脚本を務める2016年2月公開予定の映画「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」で7年ぶりの映画主演を務めることが28日、明らかになった。長瀬さんは特殊メークをして、地獄に落ちた高校生を“鬼特訓”する地獄専属ロックバンドのボーカル兼ギターの赤鬼・キラーKを演じる。赤鬼の特訓を受け生還を目指す高校生・大助役で神木隆之介さんが出演する。長瀬さんは「宮藤監督とは以前、音楽を題材にした作品をやりたいという話をしたことがあったので、今回の企画は待っていました! という感じでした」と喜びのコメントを寄せている。
ウナギノボリ
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映画は、修学旅行中に事故で地獄へ落ちてしまった普通の高校生・大助(神木さん)が、地獄農業高校の軽音部顧問でロックバンド・地獄図(ヘルズ)を率いる赤鬼・キラーK(長瀬さん)と出会い、クラスメートに告白したい一心でキラーKの特訓を受けて生還を目指し奮闘する……というストーリー。
長瀬さんはロックバンド・地獄図として映画のオリジナル曲も演奏するといい、「赤鬼・キラーKの扮装(ふんそう)は、パッと見るだけでは僕だと分からないんじゃないかな。衣装も音楽もとてもカッコいいので、期待してください」とコメント。また、神木さんも同バンドの一員としてギターと歌声を披露する予定で「ギターは中学・高校の時、時々弾いていたのですが、今回本格的に練習しました。プレッシャーを感じますが、頑張ります」と意気込みを語っている。
長瀬さんは神木さんとの共演について「(神木)隆之介くんは、素晴らしい役者になったと再会して思いました。自分にない彼の爽やかで真っすぐなところと、交わり合って化学反応が起きれば良いなと思っています」とコメント。神木さんは「長瀬(智也)さんとの共演は小学3年生の時以来です。当時の優しいお兄ちゃんという印象から変わらないですが、自分も大人になりどんなふうに関係性を作っていけるのかとても楽しみです」と語っている。
監督・脚本の宮藤さんは「高齢化社会だし、自分もいつか死ぬし『死ぬのが怖くなくなる映画』を作りたいと思ったのが発端です。意気込みは特にございません。4作目ですから、はしゃがず、気取らず、意気込まず、長瀬くん、神木くん、みなさんの魅力を撮りこぼさないよう細心の注意を払うのみです」とのコメントを寄せている。
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