BS11:救助犬育成で殺処分ゼロを! 広島・神石高原町の町おこし ウィークリーニュースONZE

広島市の土砂災害で活躍した救助犬・夢之丞
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広島市の土砂災害で活躍した救助犬・夢之丞

 BS11の報道番組「ウィークリーニュースONZE」は21日、犬の殺処分ゼロを目指すプロジェクトを進め、町おこしにつなげている広島県神石高原町の取り組みを追った特集「殺処分ゼロで町おこし! 人道支援NPOの挑戦』」を放送する。

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 広島・神石高原町で7月、自然や動物とのふれあいで命の尊さを感じてもらう体験型施設「神石高原ティアガルデン」がオープンする。元々町が運営していた施設を民間の力で再生する事業として、人道支援団体「ピースウインズジャパン」が中心となって運営していくという。

 同団体は、イラクやアフガニスタンなどの紛争地域での人道支援に取り組んできたが、2011年の東日本大震災を機に、同町に拠点を移し、犬を殺処分から保護し、共助犬を育成するなどして、町おこしにもつなげるプロジェクトを始めた。その中の1匹・夢之丞は、救助犬として2014年に広島市で発生した土砂災害現場でも行方不明者捜索に当たり、注目を集めた。番組では、ふるさと納税の活用など、行政とも協力しながら殺処分ゼロを目指すさまざまな取り組みを続ける同団体の挑戦を追い、その可能性を探った。

 放送は21日午後6時から、キャスターは元村有希子・毎日新聞編集委員と田野辺実鈴さん。コメンテーターはジャーナリストの山路徹さん。

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