天皇の料理番:最終回前に視聴率16.8%で自己最高更新 瞬間最高18.2%

連続ドラマ「天皇の料理番」の会見に出席した佐藤健さん
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連続ドラマ「天皇の料理番」の会見に出席した佐藤健さん

 俳優の佐藤健さんが主演する連続ドラマ「天皇の料理番」(TBS系)の最終話前の第11話が5日に放送され、平均視聴率は16.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。女優の黒木華さん(25)演じる篤蔵の妻・俊子が心臓の病に冒され、最期を迎えるという劇的展開もあり、6月21日放送の第9話で記録した16.7%を上回り、自己最高を更新した。また瞬間最高視聴率は午後9時47分の18.2%(同)だった。

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 これまでの視聴率は、4月26日に放送された初回が15.1%を記録。第2話が11.4%、第3話が12.0%、第4話が12.7%、第5話が14.5%、第6話が14.1%、第7話が14.9%と推移。第8話で初回を上回る15.3%、「皇居」編に突入した第9話で16.7%となり、第10話は16.1%と好調をキープしている。

 「天皇の料理番」は、大正・昭和時代に宮内省大膳頭を務めた秋山徳蔵をモデルにした直木賞作家・杉森久英さんのノンフィクション小説をドラマ化。明治から昭和の激動の時代、料理人になりたいという夢を抱いて田舎から上京した、佐藤さん演じる秋山篤蔵が、妻や家族を愛し、料理を愛し抜きながら、ついには「天皇の料理番」にまで上り詰めていく姿を描いている。

 第11話は、大震災から逃れ、 愛する妻・俊子の体調こそ、いまだ回復していないものの、一家でたくましく暮らしていた篤蔵(佐藤さん)たちの前に意外な人物が姿を現す。さらに時は流れ 「昭和」 という新時代が幕を開ける……というストーリーが展開した。最終話は12日午後9時から放送される。

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